後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

戯言

 2月9日。木曜日。今日はぽかぽかと暖かった一日。しかし明日からまた寒くなるようで今から憂鬱です。一日中分析作業をしていて、あとは時間ができたのでホームセンタで買い物をしてきました。それぐらいの稼働量です。

 先日、趣味100%で作った4月からの講義のシラバスなのですが、「さすがに一回くらいは修正依頼が来るやろなぁ…」と思っていたら一発OKが出て、「えぇ…こわ…」と引いています。自分で作ったのにね。おかげで「生物学」といいつつ、恐竜の話とか飛翔するための物理学の話とか契沖の話をすることになりそうです。まぁそれも生物学ですしね(???)。

 海外にしろ国内にしろ、大災害が起こった時にメディアではまずその被害の凄惨さが取り上げられます。視聴者の感情を動かすことが視聴率に貢献するのかもしれませんが(私はそうは思わないですが)、あまり建設的ではないように感じます。どのようなメカニズムで災害が発生したのかや、倒壊した建物が多かったのは構造のどこに問題があったのかを報道した方がよっぽど価値があるし視聴者への注意喚起につながるように思います。これは災害だけでなく事故や事件の報道に対しても言えることですが。

 4月1日2日に開催される日向坂46『ひな誕祭』オフィシャルチケット当落が今日でした。無事当選(当たり前じゃないか)していたので、ファンクラブ先行当選分も合わせて両日参加することになりました。個人的には声出し解禁後初のライブになりそうで、楽しみです。もう『キュン』のコールとかすっかり忘れてるなぁ…また今週末に開催される4期生の『おもてなし会』も声出し解禁されたみたいですが、そちらは配信ライブで観る予定。相変わらずアイドルのおかげで生きられています。

 最近読んだ本の話。森博嗣『フラッタ・リンツ・ライフ』と西尾維新『キドナプキディング』を読みました。フィクションを2冊。あの頃の講談社ノベルズって感じがする著者の並び(『フラッタ〜』は中公文庫だけど)。

 『キドナプ〜』はまさかの戯言シリーズの新刊。すごいな、まさにゼロ年代じゃないか。西尾維新戯言シリーズは15年ほど前に読んだきりで、シリーズ後半なんかはストーリーも殆ど忘れていたけれども、キャラクタの鼻につく感じ(褒め言葉)とインフレしっぱなしの設定(褒め言葉)とアンチミステリな感じ(褒め言葉)は懐かしくなりました。戯言だけどね。

 『フラッタ〜』は『スカイ・クロラ』シリーズの新装版。新装版になる前の元作品を10年くらい前に読んでいたはずでしたが、すっかり忘れていました。でも忘れているからこそ同じ物語でも楽しめるわけで、悪いことばかりでもないのです。森博嗣作品の中でも純度が高くて、余計なものが限界まで削ぎ落とされていて、好きなシリーズです。

 そういう木曜日でした。