後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

ぶっ壊れ

 1月28日。土曜日。今日も含めてここ一週間ほどは私の住んでいる地方も寒波の襲来で雪が降ったり、また気温も激低な日々が続いておりました。普段から車の運転が多いので、今年はスタッドレスタイヤを履かせていて良かったと心底思います。例年ななら雪が積もるのなんて年に1日程度なので、ノーマルタイヤでも大丈夫なのでしたけどもね(積もったら基本的に乗らない)。

 生活的には特にいつもと変わらず、実験をしたり論文を書いたりしているわけですが、つい先日スマートフォンがいかれました。突然画面がブラックアウトし、操作ができなくなったのです。普段は私はGoogleのPixelを使っているのですが(パソコンはmacだしipadも多用しているのにスマートフォンだけは頑なにandroidで気持ち悪がられているのはまた別のお話)、こういうときにGoogleはすごいですね。アフターケアが。どうしたものかと調べてみたら、そのままチャットで問い合わせができ、問い合わせてからものの2日で交換品が届きました。壊れた機種に入っていたアプリやデータもGoogle アカウントに紐づけられているのでだいたいが復元でき、ほとんどダメージなしでした。いやはや、すごい時代になったものです。一昔前であれば、携帯電話がぶっ壊れたものなら色々と面倒くさかったものでした。唯一、LINEの過去のトークだけが消えましたが、そもそもLINEもあまり使っていなかったので影響は微小です(あとこれはどちらかというとLINEの仕様の問題)。すごいぜGoogle。いやiPhoneでも同じようにできるのかは知らんけれども…(多分できる)

 ほぼ2ヶ月後の4月1日2日には横浜スタジアムで日向坂46さんのライブ『ひな誕祭』があるのですが、FC先行でとりあえず1日目だけチケットを確保しました。どうせ横浜まで遠征するのならば2日目も行きたいですが、それは今後始まるであろうオフィシャル先行の結果次第なのでどうなることやら。まぁどうせ配信もあるだろうし、気楽に構えています(と、控えめなフリをしつつ心の中では「当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ…」と念じています。穏やかじゃない)。

 横浜スタジアムは10年ぶりくらいに行くことになります。以前はASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブで行ったのですが、たしかその時はちょうど台風が来ていて、ライブは開催されたものの、横浜から帰るための新幹線が運休していて途方に暮れました。新横浜駅のホームで8時間くらい過ごした記憶があります。虚無の時間を過ごしました。まぁ、さすがに4月上旬ならそんなこともないのでしょうけれども……

プードル!

 1月20日。新年入ってすぐにM1 mac miniを買ったばかりなのに、つい先日にはM2 mac miniが発表されていて「くそぉ!」と思いました。appleってすぐそういうことするよな。「でもまぁプライベート用のPCにM2ほどの性能も必要ないか…」と思い直すことで今は自我を保っています。

 そんな金曜日。ほんのり雨が降ってて寒かった一日。来週には雪も降るそうです。ひえぇ…(「ヒエー」と「冷え」とかけてる)。昨日分析用キットの追加分が届いたので、さっそく朝7時から実験室で作業をしていました。あとは論文用の図の修正を何点か。今日も平常運転です。

 毎年、この時期になると卒論や修論の締め切りを直前にひかえた学生が徹夜も辞さない勢いで実験室に残っているのをよく見かけます。毎年の風物詩です。きっと江戸時代だったら季語になっていたことでしょう。まぁ徹夜が続いても意外と人間は大丈夫なものです。ただ、USBフラッシュメモリだけはバックアップをちゃんととっといた方が良いです。私は学部生時代にこの時期にエクセルのデータがクラッシュして死にかけた経験があります。人間は頑丈だけど、機械は繊細。まぁ今はデータもクラウドで保存しているかもしれないけれども…

 

 最近読んだ本の話。チャック・パラニューク『チョーク!』を読みました。パラニュークはみんな大好き『ファイト・クラブ』と昨年出版された『サバイバー』以外は、長らく絶版となっていました(プレミア価格もついてら)。それが2021年に電子版が出版されて(ありがとう早川書房)、その中の1冊『チョーク!』を読みました。来週には『インヴェンション・オブ・サウンド』も出版されることですしね(これがめちゃくちゃ楽しみ)。

 いい感じの2000年代サブカル臭のぷんぷんする表紙(もともとは2004年発売だから間違っていない)からもなんとなく察せられるのですが、最初から最後までセックスの話です。セックス中毒者の主人公と、その周囲の女と、友達と、あとイカれてしまって施設で暮らす主人公の母親の話です。もう重たい重たい。この作品も他のものと同様にパラニュークの得意とする(と私が勝手に思っている)救いがない話なのですが、それでも読むのを止められないのは、きっと読者もすでになにかしらの中毒なのでしょうね。あと、文のリズムがすごく好きです。これは訳者の力でもあるのかもしれないけれど。パラニューク作品の文章って、とっちらかっていて、意味不明な文も随所に挿入されまくっているのですが(あと膨大な豆知識)、暴力的なまでに聴き心地(読み心地?)の良いリズムに言いくるめられている感じがするのです。それがすごく心地よい。ドラッグって吸ったことないけど、きっとこういう感じなのでしょうね。知らないけど。

 そんな金曜日でした。

日の当たるところ怖い

 1月17日。つい先日の味仙のことを書いた記事にやたら☆がついていてビビり倒していたのですが、どうやらはてなブログトップのおすすめ記事にアップされていたからみたいです。「こんな内容皆無のクソ記事を誰が誰にすすめとんねん…」と思いましたし、心臓に悪いから本当にやめてほしい(はてなブログに向けた要望)。日陰で生きている虫を急に日光のもとに引っ張り出してきたら焼け死ぬだろ。

 さてそんな火曜日。朝から研究室へ行き、実験作業を進めます。先週金曜日から日曜までは共通テスト(とその準備)のため構内には入れなかったため、久しぶりの実験室です(月曜日は家にこもって作業)。正確にはその期間中も構内に入ることは可能なのですが、実験自体が結構音のでる作業なのでやめておきました。とある大学では共通テストの時間に実験室でボヤ騒ぎが起こり、そのせいで試験の開始時間が繰り下がりになったとか再試験扱いになったとか。(ボヤを起こした)当事者の心中を察するとそれだけでゲボ吐きそうになるし、やはり余計なリスクは背負わないのが良いです。安心安全ノーリスクの生活を心がけております。

 大きな災害が過去に起こると、毎年その日を迎える度に当時の陰惨な映像がアップされます。そのこと自体は別に何も思わないのですが、ツイッターではその映像をリツイートするだけでさも自分が危険意識の啓蒙に一役買った気になっている(と私が勝手に思ってるだけですが)人をちょくちょく見ます。これがどうもモヤモヤする。著名人が亡くなった時に、その親しい人がつぶやいたお悔やみの言葉をリツイートしている人と同じぐらいモヤモヤして気持ち悪いのです。なんなんでしょうねあの言語化できない居心地の悪さは。まぁ、もはやツイッターって、そういう他者の感情を動かしたがる人のツールになっているので、仕方ないのかもしれませんが…

 そんなことをふと思いました。

 最近読んだ本の話。渡辺佑基『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』と富田幸光『恐竜とわれら哺乳類』を読みました。今週は動物本が2冊。

 表紙もキュートな『ペンギン〜』はバイオロギング技術によって明らかになった動物の生態についての本。バイオロギングというのは、動物に装置をくっつけて自然に放ち、飛んだり泳いだりしたときの速度の変化や移動した距離を測定する技術です。この本がかなーり面白かった。なにより著者の文才が凄まじい。ペンギンは可愛い(みんな知っている)。

 『恐竜〜』はブックオフで見つけて一目惚れして購入しました。恐竜時代に哺乳類がどう生きてきたかを紹介しています。発行がちょっと古い(1996年)ので、今の知見と異なっている部分もあるのですが、面白かったです。恐竜はロマンだし、哺乳類もロマン。

 そういう火曜日です。

mini

 1月10日。火曜日。良い天気でしたが、しかし肌寒かった一日。連休明けなこともあり、さすがに世間の正月ムードもなくなっていました。それにしても、聞かれてもいないのに自分の成人式のことを話したがる人っているもんだなぁ…と毎年思います。本当に毎年。そういう人はきっと来週にはセンター試験(共通テスト)の思い出を話しているのでしょう。全く一体何年前の話してんだ。しかしそう考えると、年取ったじいさんが昔話ばかりするようになるのも納得な気がします。納得するだけで自分はそうはなりたくないですが…

 昨日は新しいMac miniが届いたのでそのセッティングをしていました。これで突然ブラウザが落ちたり、ストレージの容量不足でOSのアップグレードできない問題からもおさらばです。マジ情強。ウキウキでセッティングしながら、たまに領収書をにらみつけていました。マジ金ねぇわ。

 また、メインPCを買い換える作業を久しくしてなかったのですが、今はTime Machineであらゆる設定の引き継ぎが簡単にできるのですね。最高にクール。新しいMac miniに替えるまでは2014年製のMac Book Proをディスプレイモニタに繋げて使ってたのですが、これでお役御免です。ありがとうMacBook Pro

 旧マシンはバッテリーがマックリブマクドナルドの超美味しかったやつ)並みに膨らんでました。よく耐えたもんだ…

 

 最近読んだ本の話。ブレイク・クラウチ編『フォワード 未来を視る6つのSF』を読みました。最近はノンフィクションばかりだったので久しぶりのフィクション作品。先月買ってそのままにしていたSFアンソロジーです。

 2022年はアンソロジー本も結構読みましたが、だいたいテーマはよくわからないです。『2084年のSF』とか『新しい世界を生きるための14のSF』とか。『ベストSF 2022』ぐらいがシンプルで好きです(内容はどれも良かったですが)。

 今回の『フォワード』もすべて面白かったですが、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』でお馴染みのアンディ・ウィアーの『乱数ジェネレーター』が特に好みでした。著者はやっぱりキャラクタ小説の作家なんだなぁ…と改めて思いました。それぐらい登場人物がこの作品も魅力的。あと、編集者でもあるブレイク・クラウチ『夏の霜』も面白かった。ストーリーはわりとベタかもしれないけど、ゾワリとするスリラーテイストで良かったです。

 そんな今日このごろです。

味仙

 1月6日。金曜日。冬真っ只中の一日。

 7時から研究室に行き、実験を少しと資料の作成をこなします。朝から超元気。冬であるのを忘れているぐらい元気でした。今年度の定期試験も無事完成しました。午後からは講義のお仕事を2時間分やって(喋り疲れた)、夜はお友達が名古屋に来ていたので合流して、くっそ久しぶりに味仙の台湾ラーメンを食べました。

 

 味仙の台湾ラーメンは適度に辛くて良いですね。だいたい50%くらいの確率でその後お腹を下すのですが、それでもやめられないのできっとヤバい調味料とか入ってるのでしょう(個人的な感想)。時間があまりなかったので台湾ラーメンを食べただけなのですが、お友達は味仙でラーメンとチャーハンを食べた後に矢場とんの駅弁を買い、颯爽と新幹線に乗って東京に帰っていきました。胃袋いかれてんのかな。

 

 最近読んだ本の話。木澤佐登志『失われた未来を求めて』、橋爪大三郎言語ゲームの練習問題』、太田光・山極寿一『「言葉」が暴走する時代の処世術』を読みました。実にお正月らしいチョイスですね。

 『失われた〜』はちょっとわからない部分もあって、なかなか疲れました。私が社会学についての知識が乏しいのが原因です。『言語ゲーム〜』は去年からほんのりマイブームのウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」について。これはだいぶ易しかった。助かる。『「言葉が」〜』は爆笑問題太田光さんとゴリラ研究の第一人者であり京大総長の山極先生との対談本。太田さんの対談本は過去にもたくさん出ていますが、その中でもかなーり面白かったです。

 そんな金曜日でした。朝から動いてて激ネムなのであっさりとした内容。

子丑卯巳午未酉戌亥

 1月2日。月曜日。よく晴れ渡った良いお正月です。うさぎ年なのでウサギの写真とか撮ってなかったかしら?と思ってGoogleフォトをあさったら、唯一1枚だけありました。しかしながら、もはやどこでいつなぜ撮った全くのかも覚えていません。あと初めて知ったのですが、Googleフォトって画像を言葉で検索できるんすね。AIってすげぇや…

 どうでも良い話なのですが、干支といえば、私はこれまでに学部生の頃の学生実験や後輩の研究、あるいは自分のメインの研究テーマを含めて、12種類の動物のうち9種類には携わったことがありました。中には間接的なものや後輩に指導した程度のものもあるのですが、我ながらいろいろやってんなぁ…としみじみ感じました。動物大好き。この調子でコンプリートしたいところですが、辰はどうすりゃいいんでしょうね。そもそもそういうドラゴンをテーマにした研究ってあるのかしら…(あるとしたら民間伝承みたいなところ?)。

 そんなどうでも良いことを思った1月2日。昨日の元旦も、そして大晦日もそうだったのですが、いつもと変わらず実験室で作業をしていました。さすがに大学構内には人はほとんどいません。家にいても暖房にお金がかかるので、研究室でぬくぬく快適に過ごしています。ありがてぇのぉ。そのおかげで後期の定期試験もほぼ作り終えました。ほどほどの難易度で良い問題が今年もできました。

 あとは、1月1日発売の『日向坂で会いましょう』のBlu-rayがなぜか12月31日に届いたので、正月中家にいる間はずっと観ていました。オーディオコメンタリーも未公開映像も素晴らしかった。

 どの巻も甲乙つけがたいのですが、宮崎キャンプの収録された佐々木久美さん編が素晴らしく良かったです。また、その巻には『Cage』のスタジオライブも収録されていて、ほぼ徹夜の勢いでBlu-rayぶん回していた私はバッチリ目が覚めました。ありがたすぎるだろ。

 


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 『Cage』めっちゃ好きなんすよねぇ…

 

 そんなお正月を過ごしております。

キツネ・鳥・猫

 12月31日。土曜日。よく晴れた良い天気の大晦日でした。まぁ大晦日と言っても毎年過ごし方はいつもと変わらないのですが…(元旦も同じ)なので今日も昼間に研究室に行き、少しだけ作業をしました。さすがに大晦日なので人は殆どいませんでしたが、そのおかげでだいぶスムーズに機器を使えます(それだけは本当に助かる)。夕方まで作業をし、今日は早めに帰りました(それが唯一の年末っぽさ)。

 紅白はつい先程の日向坂46さんの『キツネ』のパフォーマンスだけ確認できました。本当ギリギリのタイミングでした(まーじで間に合わないかと思った…) なんだかんだ、やっぱり『キツネ』は盛り上がるしお祭り感あって紅白に合っているなぁ…とテレビの前で普通なことを思いました。

 あと衣装がなんかめちゃくちゃアイマスっぽさがあった(クソデカ数字だけもうちょいなんとかならんかったのかしら…)。いやはや、ベリーキュートなステージでございました。もちろん猫(キツネ)こと東村芽依さんは最高に可愛かった。

 あとジャンボリミッキーって本当にあったんだな…(本物をみたことなかった)

 そんな紅白の感想です。

 

 最近読んだ本の話。濱尾章二『「おしどり夫婦」ではない鳥たち』を読みました。岩波科学ライブラリーは手軽に読めるわりに、内容はしっかりしている良シリーズです。おそらく2022年のラスト本。

 「おしどり夫婦」という言葉があるように、なんとなく鳥類は一夫一妻のパートナを作る動物だと思われています。しかし、すべての鳥が一夫一妻なわけではなく、ゴリラやセイウチのようにハーレムを作るものもいるし、一夫一妻制の種だってオスもメスも浮気しまくりなことについて解説した、身もふたもないような本です。そこには人間の倫理観は通用せず、でもそれが野生で生きる鳥たちの繁殖戦略なのでしょう。我々が思っている以上に鳥たちは強かに生きているのです。パートナの話の他にも、カッコウの托卵についてや、オスメスの産み分けができる鳥の話(これは私も初めて知りました)など、繁殖活動ひとつとってもそのテーマはバラエティに富んでいます。なかなか面白かった。

 そんな年末にふさわしくない本で締めた2022年でございました。