日の当たるところ怖い
1月17日。つい先日の味仙のことを書いた記事にやたら☆がついていてビビり倒していたのですが、どうやらはてなブログトップのおすすめ記事にアップされていたからみたいです。「こんな内容皆無のクソ記事を誰が誰にすすめとんねん…」と思いましたし、心臓に悪いから本当にやめてほしい(はてなブログに向けた要望)。日陰で生きている虫を急に日光のもとに引っ張り出してきたら焼け死ぬだろ。
さてそんな火曜日。朝から研究室へ行き、実験作業を進めます。先週金曜日から日曜までは共通テスト(とその準備)のため構内には入れなかったため、久しぶりの実験室です(月曜日は家にこもって作業)。正確にはその期間中も構内に入ることは可能なのですが、実験自体が結構音のでる作業なのでやめておきました。とある大学では共通テストの時間に実験室でボヤ騒ぎが起こり、そのせいで試験の開始時間が繰り下がりになったとか再試験扱いになったとか。(ボヤを起こした)当事者の心中を察するとそれだけでゲボ吐きそうになるし、やはり余計なリスクは背負わないのが良いです。安心安全ノーリスクの生活を心がけております。
大きな災害が過去に起こると、毎年その日を迎える度に当時の陰惨な映像がアップされます。そのこと自体は別に何も思わないのですが、ツイッターではその映像をリツイートするだけでさも自分が危険意識の啓蒙に一役買った気になっている(と私が勝手に思ってるだけですが)人をちょくちょく見ます。これがどうもモヤモヤする。著名人が亡くなった時に、その親しい人がつぶやいたお悔やみの言葉をリツイートしている人と同じぐらいモヤモヤして気持ち悪いのです。なんなんでしょうねあの言語化できない居心地の悪さは。まぁ、もはやツイッターって、そういう他者の感情を動かしたがる人のツールになっているので、仕方ないのかもしれませんが…
そんなことをふと思いました。
最近読んだ本の話。渡辺佑基『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』と富田幸光『恐竜とわれら哺乳類』を読みました。今週は動物本が2冊。
表紙もキュートな『ペンギン〜』はバイオロギング技術によって明らかになった動物の生態についての本。バイオロギングというのは、動物に装置をくっつけて自然に放ち、飛んだり泳いだりしたときの速度の変化や移動した距離を測定する技術です。この本がかなーり面白かった。なにより著者の文才が凄まじい。ペンギンは可愛い(みんな知っている)。
『恐竜〜』はブックオフで見つけて一目惚れして購入しました。恐竜時代に哺乳類がどう生きてきたかを紹介しています。発行がちょっと古い(1996年)ので、今の知見と異なっている部分もあるのですが、面白かったです。恐竜はロマンだし、哺乳類もロマン。
そういう火曜日です。