後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

Happyが強すぎるだろうが(日向坂46『Happy Smile Tour 2022』東京公演2日目を観た話)

 先ほど開催された日向坂46全国アリーナツアー『Happy Smile Tour 2022』東京公演2日目を配信ライブにて観ました。配信時間までに諸々の用事があって間に合うか微妙だったのですが、結局観てやんの。しかも、本当は作業の傍ら視聴するつもりが、気がついたらガッツリ食い入るように観ていました。昨日1日目に参加したばかりなのにね…(参加したからこそ、とも言えます)

 ツアーの感想を書くのも3回目なので今回もざっくりとなのですが、感想を書きます。仕方ないよ溢れ出てくんだもん感想が。

 

 開始早々、黒のローブを深めに被ったメンバーがステージに登場し、ダンストラックからの背景に投影された光のたまをぶち壊し(そういう演出)、みーぱんセンターで披露される『My fans』。会場中が真っ赤のペンライトに黒色のローブ衣装がめちゃくちゃ映えます。あと、キャプテン佐々木久美さんとローブ衣装が似合いすぎる。美しすぎる。ほとんど魔法使いのそれ。この、光のたまをぶち破って…の演出、インタビュー等で明言されていないのですが、私は勝手にライブコンセプトを「抑圧からの開放」だと思いこんでいました(あっているかは知らん)。バチバチに決まったダンストラックからのローブを脱ぎ捨てて、『NO WAR in the future 2020』。昨日は『誰跳べ』でしたし、名古屋2日目は『NO WAR〜』だったので、交互に披露されていたのでしょう。どちらも好きですし、『誰跳べ』はおなじみのクソ盛り上がり曲なんですが、個人的には『NO WAR〜』の煽り振りが好きです。サビ前「その足を踏みなーらーせっ!」からのサビがペンライト振っていても楽しい。小坂さんセンターでの『キツネ』はバキバキのソロダンス演出を取り込んだアレンジが馬鹿カッコいいです。特に、なっちょさん(潮紗理菜さん)のソロダンスが、観ていても体幹の強さがわかるくらいバキバキにかっこ良い。めいちゃん(東村芽依さん)(可愛い)(推し)(猫)はニコニコしていた。

 その後のMCでは、ステージ上に虫がいるのが見つかって、そそくさと頼れるキャプテン(佐々木久美さん)が颯爽と排除してましたし、また上村ひなのさんが話を振られてお姉さんメンバーが終始デレデレの光景も微笑ましたかったです。

 

久美さん「がんばるなのちゃん」

ひなのちゃん「がんばるなのちゃん!」

全員「かわいい〜!」「可愛くて苦しい…!」

 もうリアクションがオタクのそれ。

 バックステージに移動して一期生『耳に落ちる涙』、曲終わりにステージ床にメンバーが眠りにつく演出があって、それを二期生が起こしに来て『君のため何ができるだろう』が披露される…というセトリの流れなのですが、としちゃん(加藤史帆さん)をにぶちゃん(丹生明里さん)が起こす際に執拗に顔をベタベタ触り続けていて微笑ましたかったです。こういう瞬間をドアップで観られるのも配信ライブの強みだなぁ…

 小坂さんがセンターに移動しての『僕なんか』は昨日の感想にも書きましたが、表情一つで会場の空気をガラリと変える、強度のあるステージでした。緩急のついた振り付けが印象的。『飛行機雲ができる理由』は何遍聞いても泣いちゃう。日向坂楽曲の中でもトップ5に入るくらい好きです。ちょっと、曲自体に歴史やその時の想い諸々が乗っかりすぎている。

 クラップがめちゃくちゃ楽しい『君しか勝たん』はセンターのとしちゃんの笑顔が本当に素敵でしたし(OoH LaLaLa…)の時の左右移動の振り付けは眺めているだけでも楽しい。謎小道具のにっこりスマイル棒(たぶん伝わらない)も健在。今回のライブではちょくちょく謎小道具が出てきます。『君のため〜』のハートの描かれた小さすぎる傘とか、デカ紙飛行機とか。

 そして、4期生による『ブルーベリー&ラズベリー』。この曲のパフォーマンスの凄まじさについては昨日の記事を参照されたし。

 

sibainu08.hatenablog.com

 

 そういえばこの曲、爽やかでピュアな歌詞なのですが、油断していると「似て非なる愛こそすべてだ」という重めフレーズパンチが飛んでくるので侮れません。

 4期生曲後のMCでは改めて自己紹介をしたり、松田さんが「京都府出身 23歳 松田好花です!」とフレッシュな挨拶をしたり、なっちょさんが喋っている隣でずっとめいちゃんがニコニコしていました。あと話の流れでLove Me Do先生も出てきた気がするな…

 4期生曲の後は『その他大勢タイプ』(影山さんがニコって笑う時に目が細くなるの好き)『10秒天使』(振りコピ楽しいし「だからすぐ目をそらして」の時の振り付けが特に可愛くて好き)『ゴーフルと君』(可愛くてハイパー盛り上がり曲なのに山口さんだけ小道具に馬鹿でかボウル持たされていて大変そう)と、キュートユニット曲が続きます。

 そして小坂さんセンターの『キュン』。原点にして頂点。やっぱり『キュン』なんだよなぁ〜〜〜〜と思わず天を仰ぎました(もちろん1日目に披露された『ドレミソラシド』も好きですが)。「僕にできることは何でもしよう 君のためなら何でもできる」「僕にできないことも何とかしよう 言ってくれたら力なるのに…」は聴くたびに泣きそうになりますもの。恋愛ソングの皮をかぶったアイドルファンの曲に他ならないわけで。あと久美さんめいちゃんの腕をぐりーんとする振り付け好き(これは多分伝わる)。

 潮さんの「懺悔大会始まるよぉ〜〜〜!」の大きな掛け声とともに披露される『真夜中の懺悔大会』は昨日に引き続き一期生が煽りまくります。なっちょさんのとびきりの笑顔が最高にキュートで、またカッコいいなっちょさんの表情も乱れ打ちで、最後には投げキッスまでぶちかましフラガールの振り付けも盛り込んで、めちゃくちゃ盛り上がります。最強すぎるだろうが。あと多分潮さんは眉毛な角度ですべての感情を表現できる。

 2期生による『恋した魚は空を飛ぶ』はセンターステージに丹生ちゃん小坂さんを配置し、バックステージで金村さんを中心とした残りメンバーが踊りまくる、今回のツアーではおなじみのマクロスFスタイル(友人の言っていたマクロスの表現が合いすぎて私も使っています)。

 そして全員が集まっての『アディショナルタイム』。センターは金村美玖さん。もはや隠れきれていないド名曲で、全員の表情がカンストするぐらいキマっていて最高に格好良いのです。ワールドカップも始まりますしね(?)。あと、配信ライブで確認できた個人的な最強顔面タイミングがこの曲の「プライドぐらいあるわ」の時の富田鈴花さんの顎クイ煽り顔でした。あざしたっ。

 そして次の曲も金村さんセンター曲『ってか』。こちらでもカッコいいおすしちゃんが爆発していました。というか二期生は、魚→アディショナル→ってか、という激ハードセットリストだなぁ…

 齊藤京子さんセンターの8thシングル『月と星が踊るMidnight』については、もう書ききれないくらい感想を書いているのでアレなんですが(※参照)、やっぱり意志の強い歌詞を齊藤さんの表情と歌声が説得力を何倍にも増強させます。転調してからラストまでの流れは、何度聞いても鳥肌が立ちましたわ。

 

sibainu08.hatenablog.com

 ※何度も書いているアレ

 

 アンコール前ラスト曲は『知らないうちに愛されていた』。7thシングル『僕なんか』のカップリング曲の一つで、発売された時は特にそこまで思わなかったのですが、今回のツアーを通して聴けば聴くほど味と意味の出てきた曲だなぁ、と感じました。一方通行の愛を肯定してくれる、これも言ってしまえばファン肯定ソングだもの。相手が知っていようが知っていまいが、伝わっていようがいまいが、自分にとって愛を向けるという行為そのものは紛れもない真であって、それだけで生きていけるもの。聴けば聴くほどエンドロールに相応しい曲じゃないか…

 アンコール後は、昨日はめいちゃんセンターの『ソンナコトナイヨ』でしたが、2日目は『アザトカワイイ』。強みーぱんのセンターソングを経て、『JOYFUL LOVE』『日向坂』で大団円でフィニッシュです。特にラスト曲『日向坂』で、小坂さんを先頭に一列になって花道を歩いていく光景はまさに無敵艦隊日向坂って感じでした(この表現、前にもどこかで書いた気がするな…)。

 最後の挨拶では四期生も改めて合流して、激強ライブツアーは幕を閉じたのでした。

 以上、駆け足な東京公演2日目の感想文でございました。

 

【以下セットリスト】

01. Myfans

02. NO WAR inth future 2020

03. キツネ

04. 耳に落ちる涙

05. 君のため何ができるだろう

06. 僕なんか

07. 飛行機雲ができる理由

08. 君しか勝たん

09. ブルーベリー&ラズベリー

10. その他大勢タイプ

11. 10秒天使

12. ゴーフルと君

13. キュン

14. 真夜中の懺悔大会

15. 恋した魚は空を飛ぶ

16. アディショナルタイム

17. ってか

18. 月と星が踊るMidnight

19. 知らないうちに愛されていた

アンコール

20. アザトカワイイ

21. JOYFUL LOVE

22. 日向坂

 

 

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【おまけ1】

 今回の月星の公式グッズのデザインツアー東京公演の会場…

 私は賢いから知っていたんだ。ふふん(※適当なこと書いてます)。

 

【おまけ2】

 月星の衣装が好きすぎて初めてアクリルスタンドを買ってみたはいいが、使い方がイマイチわからんくてイカれ本(褒め言葉)を紹介するのに使う。