後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

ベースボール

 10月31日。月曜日。あっという間に10月も終わり、今年もあと2ヶ月なのねぇ…と朝からヘボいことを思った今日このごろ。少しだけ冷えてきましたが、まだまだ秋の範疇です。今年の秋は粘りがすごいぜ。

 今日も朝から元気に研究室へ。途中、講義のお仕事で抜けたタイミングを除けばほとんど実験室でした。とは言いつつ、やったことは、出力されたデータの処理と、報告会用のスライドと講義スライドの作成、実験室の整理モロモロと、雑用ばかりの一日でございました。雑用でも時間は経過するんだなぁ。21時ごろに帰りましたとさ。

 また、作業に飽きたところで書店に行き、雑誌を数冊購入。カート・ヴォネガット特集のS-Fマガジン12月号と、サンショウウオ特集が目をひいた日経サイエンス12月号を買いました。ヴォネガットって、(全作品読んだわけじゃないけど)タイトルと中身がだいたいごっちゃになるよなぁ…と思っていたら、特集の一つの鼎談会のページで小川哲氏が同じことを言っていて笑いました。作家でも同じこと思うんだなぁ…ちなみに私がヴォネガットで一番好きなのは『猫のゆりかご』です。まだちゃんとこのS-Fマガジンを読んではいないのですが、久しぶりに読んでないヴォネガット作品を読みあさりたくなりました。

 日本シリーズがどうやら終わったようで、自分としては珍しくそれをちゃんと認識しました。シーズンはどこが勝ったのかも知らなかったのにね。オリックスが日本一になったそうですが、実は小学生の頃は大阪近鉄バファローズのファンでした。中村紀洋とかローズがいた時の。なんでテレビで放送もやっていないパ・リーグのファンだったのか今となっては全く思い出せないのですが、まわりの友達がみんな中日ファンで(東海地方だったから)、その中で小学生ながらに「周りとは違うんだぜ」感を出したかったのでしょう。微笑ましい話です。そんなバファローズオリックス・バファローズとなり、そして26年ぶりの日本一ということなので、さぞ思うところがあるかと言うと…びっくりするぐらい何も思わなかったです。大人になるって寂しいことなのね。

 あと、子供の頃はそんなわけで割とプロ野球を観ていたのですが、テレビで試合を観ながら文句を言う親がみっともなくて、それだけが唯一苦手でした。「大人って自分じゃできねぇ(打てねぇ)のに、めっちゃ文句言うのなぁ…」と子どもながらに引いていました。そういった経験もあって、いつの間にかプロ野球そのものに興味がなくなっていったのでしょう。小中と野球をする方は続けていましたが。そんなわけでしばらく野球の試合は見てなくて、超久しぶりに今回の日本シリーズは店頭のテレビで3分だけ見たのですが、画面上に投球コースとか打順とか色々情報が表示されるようになっていてそれが新鮮でした。なんだかパワプロの画面みたいでした(クソみたいな感想)。