後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

じゃないと

 10月20日。木曜日。今日も秋らしいよく晴れた一日。ここ最近は気候が安定していてちょうど良いです。やっぱり朝夜はほんのりと寒いくらいが一番いい。四季があるって別に手放しで喜べることじゃねぇな、と再認識しました。

 今日も実験室に20時ごろまでいまいした。最近はだいたい実験室で過ごすことが多いですが、そういう時期なので仕方ありません。分析作業を続けていましたが、やたら結果にエラーが多くて、途中から嫌になっていました。惰性&惰性でなんとかこなしましたが、もう機器をさわるのもしんどいくらい疲弊していました。

 家に帰って疲れたのでそのまま寝てしまい、深夜に起きてTVerに上がってた『じゃないとオードリー』を放送から少しだけ遅れて先程観ました。いやー、すごいな。刺さったなぁ。この『じゃないとオードリー』は前後編と分かれていて、今回が後半の完結編。オンとオフの差が激しいオードリーが、オフの間もスタッフを笑わせ続けるオフゼロ状態で過ごす、といった内容(オフゼロオードリー)なのですが、めちゃくちゃ面白かったです。日向坂46との微笑ましいやりとり(『日向坂で会いましょう』の撮影日に密着されていた)も見どころ十分でしたが、なにより最後の若林さんの「人間はコミュニケーションする動物」というのがぶっ刺さりました。私も人との会話は得意じゃないですし、なくても良いものだと考えていましたし、それどころか以前は「その人の能力じゃなくて、処世術が評価されるとしたら、クソだな」なんて思っていました。でも、人間は会話がないと不安になる動物で、だからこそコミュニケーションをとるわけです。その、当たり前すぎるけど自分が顔をそむけて来た現実を、自分が信じている(信じてきた)オードリーが言ってるんだから、そのコミュニケーションの力を自分も信じてみようか、と思いました。まさに、オードリーじゃないと。そしてそれって別にテレビの世界だけじゃなくて、どこでもありえる事なんだろうな。悔しいくらい刺さりました。

 社交性というものが優先されない(それどころか不要なものとされつつある)時代がやって来ていて、それが自分にとっても居心地が良いものだと思っていたけど、それだけじゃないモノもあるんだな、と番組を観ていて感じました。