後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

鳩は速い

 10月11日。火曜日。よく晴れて日中は暖かかった一日。早朝から研究室へ。午前中に定期試験をようやく作り終え(今回も最高の出来栄え)、午後からは学生実験の手伝いをしていたら日が暮れていました。

 最近、研究室で使っているパソコンのキーボードを買い替えました。そのおかげで苦痛な単純作業もそこそこ楽しくこなせています。定期的にキーボードを買い替えたくなる衝動がわき起こり、また一度気になってしまうともう替えたくて仕方なるのです。それまで使っていたキーボードを今すぐにでも壁にぶん投げて破壊したくなるような(激ヤバ発作です)。また、以前まで使っていたのが青軸のキーボードでカチャカチャ音がうるさかったのですが、新しく買ったのはピンク軸なためだいぶ静かになりました。よく「ピンク軸は疲れる」ということを聞きますが、今のところそんな感じはありません。でもそれはきっと私の手首が強靭なおかげでしょう。健全な精神は健全な肉体に宿るのです。「疲れる」という人は手首を鍛えて出直してきてほしいものです。

 家に帰ったら、先週木曜日に発送メールが来ていた荷物がようやく届いていました。ゆうメールだったのですが、祝日を挟むとこんなに遅くなるもんなのか…と驚きました。鳩以下じゃねぇか。…と思って一応調べてみたら、伝書鳩の最高記録は34時間で1100kmでした。なお、鳩は途中で休憩するので実質飛行時間は23時間43分で、時速44kmほどだそうです。前言撤回。鳩は思ってたより速い。それなら人間が遅いのも仕方ないです。たかが400km程度の距離を6日かかっていたとしても、カリカリしてはいけません。Wikipediaの「郵便法に基づき原則3日以内に郵便物を配達すると定めている」という一文に首を傾げても、それはあくまで原則なのです。原則には例外が付きものなのですから。「まぁそんなこともありますわなぁ」と笑ってやり過ごすぐらいじゃないと紳士の名が廃ります。狭い日本そんなに急いでどこへ行くの精神です。逆に、これだけ時間がかかると「途中で無くさずに届けてくれてありがとう…!」という感謝の気持ちすら湧いてきますし。

 そういう一日でございました。初めてのおつかいじゃねぇんだぞおい。