後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

動機・夏フェス・ミャクミャク

 7月20日。水曜日。昨日は終日土砂降りでしたが、今日はうってかわって今朝から気温が上がり一日中暑い日でした。なかなか天候が安定しませんね。これだけクソ暑いのに、朝からガリガリPCで作業をしたり(天気関係ない)、講義のお仕事があったりで(天気関係ない)、ヘトヘトです。体力の低下をひしひしと感じます。

 最近思ったこと。

 凄惨な事件が起こって犯人が捕まった時、メディア(特にワイドショー番組)はその犯人の生い立ちや生活環境などと照らし合わせながら、「なぜ犯行に至ったか」を分析しようとします。しかし、だいたいが「理解できない」という結論になるので、その議論自体が無意味だと思っています(メディア側には、視聴者の怒りを引き出して共感してもらおうという狙いがあって、それが視聴率につながると信じているのでしょうけれども)。そもそも、理解できる事の方が珍しいでしょう。人の動機なんて白黒パキッと分けられるものでもなくて、理解できない理由で他人を傷つける人もいれば、理解できる理由があっても危害を加えない人だっているわけです。それでも理解しようとするのは、理由(それが正しいか正しくないかは別として)がないと不安だからなのでしょう。自分の家の近所に何を考えているかわからない人が住んでいたら不安に思うのと同じように。だから、何かしらの理由を探すし、探す行為そのものにも視聴者は共感するのかな、などと連日の報道をみながら思いました。以前にも書いたことのある話かもしれませんが。

 あまり面白くない話を書いてしまったのですが、その他の最近あったあれこれ(箇条書きスタイルが楽だということに最近気づいた)

 

・日向坂Blu-ray


 3月30日31日に開催された東京ドーム公演『3回目のひな誕祭』のBlu-rayを買いました(7月20日本日発売)。買うしかねぇだろうが。初日の配信は見られなかったので楽しみです。

 あと、日向坂46といえば明日21日からW-KEYAKI FES. 2022が始まるのですが、そちらに関してはライブ配信すらも観ることができそうにありません。元々参加はできなさそうだったのでチケットは買わずライブ配信にかけていたのですが、どうやら配信は23日だけのようで、無理でした。明日21日なら見られたのに(日向坂46のステージは21日と23日)。全くもって弱いオタクです。いや、全日配信してくれよ頼むよ…

 

・ミャクミャク

 大阪万博の公式キャラクタの愛称が『ミャクミャク』に決定したとのニュース。さっそくSNS上ではネタにされているようですが、私が気になったのはその設定。

細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物。その正体は不明。
赤い部分は「細胞」で、分かれたり、増えたりする。
青い部分は「清い水」で、流れる様に形を変えることができる。
なりたい自分を探して、いろんな形に姿を変えているようで、人間をまねた姿が、今の姿。
但し、姿を変えすぎて、元の形を忘れてしまうことがある。
外に出て、太陽の光をあびることが元気の源。雨の日も大好きで、雨を体に取り込むことが出来る。

公式キャラクターについて – 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会

 

 という設定らしいです。「こんな設定以前からあったかしら…?」と思いつつ、読みながら色々と考えていました。赤い部分が細胞だそうですが、それが分かれたり増えるということは、幹細胞ということになりそうです。基本的に我々の細胞は一度器官や組織に分化するとその能力を失うようにできています。肝臓の細胞が骨や筋肉に変わることがないように。ですが、その分化する能力を持ち続ける細胞もあるわけで、それが幹細胞です。だから皮膚や赤血球はどんどん新しいものがつくられるわけです。なので、その細胞分化・細胞分裂の能力を持ち続けているミャクミャクの細胞部分は幹細胞であると考えられるでしょう。さらに、ミャクミャクの細胞部は赤色を呈しているので、どうも造血幹細胞なのではないか、と思いました。造血幹細胞はその名の通り、赤血球や白血球、血小板に分化する幹細胞です。そして、赤色ということは、ヘモグロビンを含む赤血球ということではないのでしょうか。そうなってくるとミャクミャクの顔?まわりはすべて赤血球となってしまい、輸血とかに便利そうだな…というところまで想像したところで「いや動物由来のナチュラルな細胞とは限らないぞ…?」と思い直しました。

 幹細胞のもっているような分化能力は、普通の細胞であれば分化・成長とともに失うわけですが、人工的に万能性を持たせたものもあるわけです。いわゆる万能細胞と呼ばれるもので、ES細胞やらiPS細胞がそうです。ES細胞は、受精卵(がちょっとだけ成長して内部に現れる内部細胞塊)の分化能力を利用して作製された万能細胞です。そしてみなさんご存じのiPS細胞は体細胞に遺伝子を導入することで万能性を持たせたものです。これらの万能細胞の可能性がでてきました。ただし、ES細胞の場合は、受精卵を使うがためにそれ自体は死んでしまう(胚になれない)ので、利用するには倫理的に厳しい規制がかかっています。そんな細胞を万博の公式キャラクターにするかというと、ちょっと疑問が残ります。そう考えると、体細胞由来のiPS細胞の方が可能性が高そうです。京都大の山中伸弥教授の発明ですし(大阪万博と関西つながりですし)。

 また、ここまでずっとミャクミャクを多細胞生物として、赤色の細胞部はその体の一部として考えてきましたが、そうじゃない可能性も考えないといけません。すなわち、細胞部は独立した単細胞であるということです。単細胞生物であれば、分裂・増殖のハードルがぐっと下がります。細菌類やアメーバなら分裂なんてお手のものですし、キャラクタ説明の「形を変えすぎて元の形を忘れてしまう」というのにも説得力がでてきます。

 ということでまとめますと、ミャクミャクの細胞部分は、

1. 造血幹細胞

2. 人工の万能細胞(おそらくiPS細胞)

3. 独立した単細胞生物

 という3つの可能性がある、というお話でした。

 果たして真相はいかに…