後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

梅雨入らず・バス旅・84年

 6月6日。月曜日。関東地方が梅雨入りしたそうで、「なんだ知らないうちにこっち(東海地方)も梅雨になってたのか」と思っていたら、どうやら東海地方はまだだったようです(東海地方は11日頃からの予報)。南から順番に梅雨入りしていくものだと勝手に思っていたのですが、そういうわけでもないのですね。学びです。

 といいつつ、一日中雨が降っていた月曜日。なんだか今年は月曜日の雨率が高い気がします。まぁそういう年もあるでしょう。日曜日から地元に戻り、役場に行ったり金融機関を回ったりでほんの少しだけ活動的でした。「活動的」の内訳が事務手続き諸々なのが寂しいところですが。あと役所に行くついでに色んな税金も払ってきたので、大した活動もしていないのにお金だけ使っている状況です。そういうタイプの地獄。

 あとは講義のお仕事をしていた月曜日ですが、地元に戻ってきたついでにようやく日向坂46『僕なんか』の特典BDも観ることができました。今回の特典映像はそれぞれの期別でバス旅に出かけるというもの(ひなたのバス旅)。いや、今回も素晴らしい特典映像でした。ネット界隈では「こういうのでいいんだよ」という声で溢れかえっていました。アイドルグループファンはだいたい関係性厨(私調べ)なので、「この子とこの子は仲良くてどのシーンでも一緒にいるなー」とか「複数になるとこういうグループに分かれるのかー」とか、そういうことを思いながら拝見しました。一期生が全員はちゃめちゃにテンション高いのも、二期生では役割や仲いい同士がパキっと分かれがちだけどそれぞれが尊重しあっているのが伝わってくるのも、三期生がただただ可愛いらしくて微笑ましいのも、すべて良かったです。五千億点です。個人的に、三期生4人がご来光を浴びながら所信表明として「強くなる!」と叫ぶシーンが、なんかちょっと胸にきすぎて泣きそうでした。私の方が。こんなん映画ですやん。『幕が上がる』のジャケットやん(観たことはないけど)。一期生の懺悔センターことなっちょさん(潮紗理菜さん)が、バス旅の最後の感想で「それぞれの期生にしかないものがある」と話されていたのがとても印象的でした。いはやは、素晴らしい特典映像でした。一期生編なんて2周しちゃったもの。

 最後に最近読んだ本の話(今日はエンタメコンテンツの話ばかりだ…)。ハヤカワ文庫から5月末に出版された『2084年のSF』を読みました。

 コンセプトはちょっとよくわからなかったですけど、それを差し引いてもなかなか面白い短編集でした。こういったアンソロジーは、自分にとってハマる作品とそうじゃないものが極端にわかるのですが、それもひっくるめて楽しめました。個人的には竹田人造『見守りカメラ in watching you』、安野貴博『フリーフォール』、人間六度『星の恋バナ』が好みでした。ちなみに『見守りカメラ〜』はハヤカワのサイトで全文読めます。92歳のおじいちゃんが老人ホームから脱走する話です。

 

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