後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

デンジャラス二枚貝生態調査

 昨日、貝のことを書いた後、もう1つ貝エピソードを思い出しました(マジでエピソードの宝庫、技のデパート)。私が研究室に入りたての頃、繋がりのある別の研究室の手伝いで、とある貝のことを調べに、ため池に行ったことがありました。貝の名前は忘れてしまったのですが、その貝は共存している魚の鱗にくっついて成長し、ある程度大きくなったら剥がれ落ちるという生態の二枚貝の一種なのです。で、その調査をするためには、まずため池の水をある程度抜いて、浅くなった池に直接入り、魚を一匹一匹調べていくのです。その時も水が抜かれた池に入りドロドロの池底を歩き回っては魚を捕まえていたのですが、その途中、足元が抜けなくなり、すっ転んだのです。そのまま頭から池につっこみ、全身ずぶ濡れ。テンションダダ下がり。最悪の空気。「手伝いに来た奴がなんでずぶ濡れになってんねん…」という空気をひしひしと感じました。その後は調査の邪魔にならないように遠くからずっと眺めていました。ずぶ濡れのまま。いやはや、地獄でしたね。我ながら「足手まとい」ってこういう奴のことなんだな…と実感しました。そんな苦い記憶を思い出しました。なんにせよ貝類にいい思い出がねえな。

 さて5月30日月曜日。昨日に引き続き今日も暑い一日。記憶は30℃近くまで上がり、時折雨も降っていて湿度高めでした。最近は日が昇るのも早いので、だいたい7時すぎ頃から研究室にいます。早起きもよゆーなのです。午前中に講義のお仕事が1本あったのでそのために屋外に出ましたが、それ以外の時間はずっと室内にいるので、暑さも関係ありません。講義の方もいつの間にか前記の講義も半分程度こなしており、じゅんちょーです。講義を終えた後、電気量販店に行きipad mini を見に行きました。「いいなぁいいなぁ、欲しいなぁipad mini…」とショウウィンドウのトランペットを眺める少年のような気持ちでじっと売り物のipadをいじっていました。普段はメモ用にipad&pencilと、あとたまに電子書籍を読む用にkindle fireを持ち歩いているのですが、さすがにメモ帳にしては画面がでかすぎる&デバイス2台持ち歩きは阿呆らしいので辞めたいのです。また、今使っているipadが旧世代のやつで、pencilを充電する時にLitenigのジャックにペンの頭をぶっ刺さなくちゃいけないスタイルが本当にブサイクで嫌なのです(現行のipad mini&pencil 2は磁石でサイドにくっつけて充電できる)。

 散々言われてるけど、改めてなんだこの設計のセンスの無さは。

 そんなことを思いつつ、結局買わずに量販店を出たのでした。あと、どうでもいいことですが、「電気量販店」という呼び名がしっくりきません。電気自体を売ってるわけじゃないし、電気量・販店と書くとなんだか中華料理屋みたいで(電気量・飯店)、気持ちが悪いのです。

 どうでも良いことを思いつつ研究室に戻り、PCに向かって次の講義資料の作成と論文の作成を少しだけ。ここ数ヶ月はずっとパソコンに向かっているので、たまに講義をやるぐらいがちょうど良いです。

 という一日でございました。おしまい。