後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

えむ1

 12月20日。月曜日。今日もド寒い一日。車のフロントガラスは今日も凍りついていました。そろそろ冬タイヤにしなくてはまずいかな、とも思っていますが「いやでもなぁ…大丈夫かなぁ…」と交換せずに乗り越えています。雪の積もった日は乗らないようにしていますが、いつか絶対事故る。試薬を作成したり、論文の続きを書いたりしていた一日。どうも体調がよろしくないので今日は早めに帰りました。

 今年もM1が面白かったです。といっても、放送後にYoutubeで公式がアップしていたネタの映像を観た、という感じでしたが。私自身はM1もキングオブコントも決勝は「新しくて面白いネタをたくさん観られる番組」という認識で、観る時に順位はそこまで比重をおいていません。もちろん、出演されている芸人さんにとっては重要なところなんでしょうけれども。

 いやはや、それにしても今年も面白かった。優勝した錦鯉はもちろんのこと、真空ジェシカもハライチもロングコートダディも面白かったなーと思います。そしてなにより、ランジャタイがめちゃくちゃ面白かった。「ランジャタイを評価するヤツはお笑い通ぶってる」みたいなダサい価値観がわずかに漂っている雰囲気もありましたが、そんなのどうでもよくなるぐらい私は笑ってしまいました。正直、M1前インタビューでは「M1の場面でめちゃくちゃすべりたい」と答えていて、それには「いやプロなんだから表向きがそれはどうなん?」なんて思っていたのですが、面白かったんだからしゃーないです。「強風の中で飛んできた猫ちゃんに体を乗っ取られ将棋ロボになってしまう」という文字面だけ見たら頭痛くなるようなネタでしたけど、そういうSFめいた作品が好みなんでしょう。不条理で不合理で不定形だけどやっている方にはちゃんと理論がある、みたいな。キングオブコント蛙亭もそうでしたけど。もちろん賞レースなので点数はつけられるものですが、最終的には好みなんでしょうね。結果は10位でしたが、私にとってはめちゃくちゃ面白かったです(志らく氏だけが高得点つけてんのもなんとなく納得)。


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 また、優勝した錦鯉はもちろんめちゃくちゃ面白かったですけど、毎年、優勝コンビはその後の数時間数日間は休みがとれないもの、寝られないものとしてまかり通っているのは、ちょっと危ない状況では?、と思います。なんとなくそういうものとしてスルーされていますが。テレビ業界エンタメ業界が一昔と比べてクリーンになってきたといったところで、説得力がありません。そういうところやぞ。

 あと、心残りがあるとすれば、決勝の舞台でアルコ&ピースが観られなかったこと。ラストイヤーだったので最後にその勇姿を観られたらいいなぁと思っていたのですが、残念ながら敗者復活戦で敗退となっていました(視聴者投票はアルコ&ピース、ヨネダ2000、金属バットに入れた)。いやー悔しい。ラジオファンなので思い入れもあったので。

 そんなわけで、今年も素晴らしいM1でございました。きっとこれから「こういう時代の雰囲気だからこそ錦鯉が受けた」みたいな読む価値のないしょうもない分析で溢れかえるんだろうなぁ…(もうすでにあるかもしれない)