後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

蒼ざめた馬

 12月5日。土曜日。気がついたら11月も終わり、あっという間に今年も一ヶ月となっていました。毎年いつの間にか年末を迎えていますし、毎年「いや早ぇな!」と虚空に向かって叫んでいます。11月がやたら忙しく、でもやっていることは変わりないという変な日常を過ごしております。今週は学部生の研究のお手伝いで牛を見たりウサギを見たりしていました。また研究室のゼミでは犬の研究を聞いたり(これも後輩の研究)、あるいは自分の仕事では鳥の研究データをまとめているので、動物まみれな生活を送っているわけです。

 そんな感じの代わり映えのない生活をしている私ですが、つい先日は日向坂46さんの『青春の馬』という楽曲の振り付けリハ動画がアップされたので毎日それを見ていました。

 ということで『青春の馬』についての話を(よりいっそう動物まみれです)。『青春の馬』は今年2月にリリースされた4thシングル『ソンナコトナイヨ』のカップリング曲で、ドラマ『DASADA』の主題歌にもなった曲です。楽曲の素晴らしさはさんざんこのブログ内でも取り上げているし、そもそもそんなことをしなくても周知の事実だと思いますが、そのリハーサルダンス動画が先日アップされたのです。

 


日向坂46 「ひなリハ」~青春の馬~(4K)

 

 この動画がね、めちゃくちゃ良いのです(結局それなのよ)。『青春の馬』は日向坂46のライブでも毎回披露されますし、先日のVMAJ(Video Music award japan)2020のBest Choreography (最優秀振付け賞)を受賞されていました。それぐらい強い楽曲でミュージックビデオも素晴らしいのですが、その振り付けを定点カメラでグループ全体が見られる動画というのがね、いやぁ…素晴らしいです(そればっかり言ってます)。

 「The 応援歌」という言葉がふさわしいこの楽曲ですが、細かい振り付けや全体の動きなんかはなかなかMVでも見られないですし、ライブでも見落としがちですけど、それらがじっくりはっきりと見られます。

 『青春の馬』はそのタイトル通り疾走する馬のように内にこもったパワーを爆発させることを肯定してくれる曲なんですが、その曲のテーマにあった振り付けが素晴らしい。特に、細かいところなんですが、床を力強く踏み叩く音がとても良いです。動画の1:38のとことか4:21のとことか。高く大きく跳ぶためには、それだけ地面を強く蹴らなくちゃいけないわけで、そういうことも振り付けの中にデザインされているのでしょう。あと、ただ単に激しくダンサブルなだけじゃなくて、相対する静的なシーンも味があって良いです(2:02や2:17、4:45)。力をためてためて解き放つ、みたいな流れが伝わってきます。

 良いシーンを挙げだしたらきりがないのですが、3:02のフレーフレーの振り付けも好きですし、2:44〜の「頑張って!」の掛け声はシンプルに泣きそうになります(みなさんもきっとそうでしょう)。1:11のなっちょ(潮紗理菜さん)大移動も、3:36の渡邉美穂さんのカスカスダンスをぶち込んでるシーンも、3:45のキャプテン(佐々木久美さん)となっちょの肩外れるんじゃねぇかってくらい力強いハイタッチも好きです。

 先日の『アザトカワイイ』のひなリハ動画でも感じましたが、こうやって動画として全体を見られることってあまりないのでありがたいなぁ、としみじみ感じました。そんな、『青春の馬』の好きな振り付けをただただ挙げたいだけの記事でした。

 日向坂46といえば、12月24日の配信ライブのタイトルもつい先日発表されて、ますます楽しみでございます。『ひなくり2020~おばけホテルと22人のサンタクロース~』とのことで、とりあえず頭に浮かんだシーン。

 

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