後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

オンライン

 6月も半ばとなり、徐々に元通りの生活スタイルに戻りつつある(そうでない部分も多いけれども)。講義の仕事も4月5月は完全休講となり「収入ゼロやんけ!」と途方に暮れていたものの、6月に入りなんとか再開となった。一安心である。しかしながら講義中、教室の窓は開放され、マスクは着用、教卓前には透明なシートをおろしてのスタイルとなっている。きっとあれこれ考えた上での苦肉の策なんだろう。4月頃、「オンラインでは出来ませんかね?」と訊ねられた際に「板書も資料もスライドも使うんでできれば対面のがやりやすいっすねぇ…」と返したことの答えがこのスタイルだったとしたら、申し訳ないことこの上ない。いや、オンラインで講義とか準備が面倒そうだしうちのネット環境そんなに良くないし…(ほんと、申し訳ない)

 そんな講義も、補講分を加えながら(二ヶ月分をぶちこまなくてはならない)、まぁ円滑には進められているのだが、マスク着用だけはどうしてもキツイ。なんてたって酸素の吸引量が大幅に少なくなるのだ。90分間喋りっぱなしなので、終わった頃にはぜぃぜぃ言っている。ちょっと立ちくらみもする。毎度命がけだ。そのうちぶっ倒れるかもしれないと密かに危惧している。マスク死は避けたいところであるが…

 今日はオンラインで研究室のゼミを一本。研究室には普通に出入りしているのだが、ゼミはこのオンラインのスタイルが定着しつつある。まぁこっちはこっちで気が楽で良い。酸欠で死にかけることもないし、「これなら講義もオンラインでやってみりゃよかったな…?」とちょっとだけ思うのだが、もう後の祭りだ。ゼミは自分の発表は別として、今日は学部生の研究発表にドヤ顔でコメントしたぐらいである。もしかしたら影で嫌われているかもしれないけれども…