後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

不要不急

 4月9日。木曜日。風が強かったものの、朝から天気の良い一日です。大学の所属している施設が閉鎖してしまったため、先日から家に引きこもって論文を書いたり今年度の講義の準備をしていました。しかしながら当然のことながら講義もしばらく休講のため、どうなることやらって感じです。四六時中家にいるのですが、基本的にはやってることは実験機器を必要とする作業を除けばほとんど研究室にいる時と変わりないので、今のところ特に問題はありません。それこそ、文献を調べる作業もオンラインでできる時代ですしね。

 家に居てずっと作業をすること自体は余裕なのですが、さすがに4日ほど引きこもっていると、ふらっと外に出ていきたくなる気持ちもわかってきました。なんというか、誰かと会って話をしたいというわけではないのですが(普段も少ないので)、そうでなくとも、生きている人間の存在を感じることって必要なことなんだなとぼんやりと思いました。そうやって自分をチューニングさせる必要があるというか。

 だからというわけではないのですが、今日は久しぶりに外に出て名古屋のでかい本屋まで行ってきました。参考にしたい本があったのでそれを買いに。これは不要不急な外出なのか?と30秒ほど考えましたけど、考えただけです。変更はありません。果たして、不要不急なものを取り除いていったその先に何が残るのでしょうね。何かが残ることを願いましょう。