後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

根は同じところに(『W-KEYAKI FES. 2021』Day3の感想文のようなもの)

 本日7月11日に開催された櫻坂46さんと日向坂46さんによる合同野外ライブ『W-KEYAKI FES. 2021』Day3についての感想文です。というか、リピート配信がつい先程までやっていて、それをなんとか観ることができ、その勢いのままいや感想文を書くに至りました。いやこんなん観せられたら寝れねぇし(…と思っていたのですが書きながら途中で数時間気絶していました。おかげで書き終わったのは朝でございました)。リアルタイムではやはり時間が合わなかったのですが、リピート配信があってほんとありがてぇです。ということで勢いのまま書き殴ってやります。ちなみに櫻坂さんの楽曲は表題曲ぐらいの知識しかなく、またメンバーの顔と名前が一致しないこともあったりするのですが、そのへんはご勘弁を。あと記憶違いもご勘弁を(誰に向けた配慮?)。

 さて『W-KEYAKI FES. 2021』もいよいよ三日目千秋楽。昨日の日向坂ステージはからりと晴れた青空が非常に映える光景でしたが、3日目も配信で観ていた限り太陽が出ていてよかったです。

 ということでいよいよ合同ライブが始まりますが、白色と淡い空色衣装の日向坂メンバーと白色に淡い桃色衣装の櫻坂メンバーが次々とステージ上に登場していきます。両グループのメンバーが一堂に会する光景は圧巻でしたね。初めに両グループのキャプテン(佐々木久美さんと菅井友香さん)の挨拶があり、まずは櫻坂46さんによる『それが愛なのね』からライブがスタートします。「やべぇいきなりわからない曲だ…!」とひやりとしましたが、てんちゃん(山崎天さん)の曲煽りがカッコよかったです。あと曲調と振り付けがオシャレ。いや、知らない曲があっても良いのです。知らない曲を知れることもフェスの醍醐味なのですから…!そしてそのまま2曲目『なぜ、恋をして来なかったんだろう?』。さすがにこの曲はもちろん知ってますとも。MVもめっちゃ観たし。かりんちゃん(藤吉夏鈴さん)の表情がめっちゃいい曲ということは知ってますとも。サビ?のひもを使ったパフォーマンスは初めて観たのですが新鮮でした。曲後にMCをはさみますが、井上さん(井上梨名さん)がまわしてました。こういうのを知れるのも新鮮でした。

 そして3曲目。日向坂46さんによる『ドレミソラシド』が披露されます。にぶちゃん(丹生明里さん)の代打センターもすでに馴染んできますね。衣装が昨日と違うだけで、また雰囲気がガラリと変わってきます(昨日よりも穏やかな印象。曲順とかもあるのでしょうね)。水大砲も会場一面にぶっ放されて、爽やかな雰囲気が夏感丸出しで良かったです。歌いながら花道を前進していくシーンはやはり強い。そして中央ステージまで進んで、そこで披露される『ソンナコトナイヨ』。代打センターめいちゃん(東村芽依さん)!!2日連続!!ほんとありがてぇでございます。ダンサブルな曲調がとにかく聴き心地良くて大好きなんですよね。曲の途中のおすしちゃん(金村美玖さん)とめいちゃんのダンスシーンも素晴らしく素敵です。

 その後のMCでは珍しくこのちゃん(松田好花さん)がまわしてました。話を振られた渡邉さん(渡邉美穂さん)がオフィシャルフードの宣伝をしていたのが抜け目なくてよかったです。あとちゅけ(武元唯衣さん)とすずちゃん(富田鈴花さん)に取り合いをされるまなふぃさん(高瀬愛奈さん)の話も面白かったです。

 スティックバルーンの叩き方講座を挟んで、櫻坂さんのターン。サイドステージで『君と僕と洗濯物』が披露されます。この曲も不勉強で知らなかったのですが、こんなキュートで穏やかな楽曲も櫻坂さんあるんですね。森田さん(森田ひかるさん)がめちゃくちゃ可愛かったです。はい。スキップしながら中央ステージに移動していくとことか超良かった。そして中央ステージで披露される『Plastic regret』。先程の『君と僕と洗濯物』といい、こういった穏やかな曲もたくさなるんだなぁ、と色々初めて知ることが多かったです。

 両サイドのステージに日向坂メンバーが登場し、客席がウェーブでもてあそばれた後(ステージがめちゃくちゃ広いことを再認識しました)は『キュン』でした。Day2でも披露されましたが、サビ前のとしちゃん(加藤史帆さん)の「可愛い?」「大好きー!」がとにかく可愛い。日が落ちつつあるステージで徐々にライトアップされながらの『キュン』も味わいがあって良いです。これを観ながらお酒のみたい。キュン見酒。『キュン』の後はそのまま『アザトカワイイ』。メンバーが花道を大移動しながら歌い上げられます。みーぱんの笑顔は世界を救う(昨日含めて3回目。何度でも書きます)。しかし移動距離ハンパないステージだなぁ…

 櫻坂さんのキュート曲、そして日向坂さんのキュート曲が2曲ずつ続いて、再び櫻坂さんがステージに登場します。MCで田村さん(田村保乃さん)のあざと可愛い「好きだよ」、そしてぽんぽんさん(小林由依さん)のあざと可愛い「可愛い?」(あとドスの利いた「おい」)を聞き、『偶然の答え』が歌われます。これもMV観たので知ってますとも。センターのかりんちゃんが曲の歌詞と相まってすごく素敵でした。そして『半信半疑』。この曲は知らなかったですが、てんちゃんの表情がキリッとしてて良かったです。あと腕をせわしなく動かし続ける振り付けが超カッコ良い。

 その後の日向坂3期生のMCではみくにちゃん(高橋未来虹さん)の大回しでした。いやもうすでにめちゃくちゃ頼れる存在だなぁ…!そして櫻坂46さんの新2期生にMCがバトンタッチされ、新二期生が日向坂の推しの先輩と写真をとったり話が出来たという話が大変和みました。そして日向坂の『膨大な夢に押し潰されて』。昨日初めてパフォーマンスを見たばかりですが、何度見てもとしちゃんの表情が凄まじい。めちゃくちゃカッコいい。というか昨日はとしちゃんの表情に度肝を抜かれっぱなしでしたが、グループ全体でみても(2回目となると全体を眺める余裕も出てくるのです)パフォーマンスの威力凄まじい。そして夕焼け空との相性がとても良い。『膨大な〜』の後は『青春の馬』。なんというかこの2曲の曲順はちょっと物語性も感じられてエモーショナルゾーンでしたね。代打センターのおすしちゃんは相変わらずどイケメン。あと『青春の馬』の時のなっちょさん(潮紗理菜さん)の表情も実はすごい好きなんですよね。会場に水大砲をぶち上げられ、エグいほどの熱量をブチかまされます。

 その後のMCでは観客席のファンとドリンクを乾杯するシーンがあるのですが、そこでの愛萌さん(宮田愛萌さん)の「端っこの人もだよ〜!」が、なんかこう、ずるかったです。

 櫻坂さんが再び登場しブルームーンキス』が披露されます。この曲は知っていました。何で知ったんだっけな… 青いステージライトの演出が楽曲のパフォーマンスとマッチしてて幻想的で超良かったです。あと、サビ前の「でんでんでん!」が聴き心地良い(伝わるんかこれ)。夜に映える曲ですね。そして『思ったよりも寂しくない』。この曲めちゃくちゃ好きなんですよね。MVの雰囲気もすごい好きですし、というか私はてんちゃんセンター曲がどれも好きなんでしょうね。メンバーそれぞれが思い思いに笑顔をふりまきながら自由にダンスをしている振り付けがめちゃくちゃ良いのです。多幸感でちょっと泣きそうになる。なんというか、グループ最年少の子がこの曲のセンターというのがとにかく良いです。

 そしてそして日向坂46で『JOYFUL LOVE』。衣装も変わって青色を基調にした衣装に身を包んだメンバーが登場します。Day2では昼間だったので確認できませんでしたが、Day3では日が落ちてきていため、客席は虹色に染め上げられています。ものすごく映えます。いやめちゃくちゃ綺麗だな!(しっかりDay2の掌返しをする私)。日向坂46のファンだけでなく、櫻坂46のファン(バディーズ)もたくさんいる中で、虹色に染まる光景は圧巻でした。その虹色の中をメンバーが花道を歩きながら歌っているの、めちゃくちゃ良いな!そして『JOYFUL LOVE』の後に『君しか勝たん』。Day2では1曲目でしたが、ここに持ってきたかぁ〜!て感じでした。クラップが超耳心地良いし、会場が暗くなってステージだけが光で照らされている光景は、なんというか世界まるごとひっくるめて「ステージ上の日向坂しか!」ってのを感じられてすごい良かったです(上手く言い表せてませんね)。

 そして佐々木久美さんと菅井友香さんの両キャプテンによるMC(という名目のお互いの褒め合い。めちゃくちゃ和むし素敵なんすよ…)。

くみてん「くみりりき〜!」

ゆっかー「馬くださ〜い!」 

 そしてライブもいよいよラストスパートへ。白のスーツ衣装に身を包んだ櫻坂さんによる『Nobody's fault』。ステージから火も吹き出して、これがめっちゃくちゃかっこいい。櫻坂さんの改名一発目のシングルということもあって、意思表明のようなメッセージも感じられる強い曲です。そして日向坂の激ブチ上げ曲『キツネ』も連続して披露されます。代打センターは河田さん(河田陽菜さん)。「コンコンコンコンコーン!」で会場をエグいほど盛り上げたところで『Buddies』。この曲も櫻坂さんの楽曲の中でかなり好きな曲です。なにしろパフォーマンスが壮大で美しい。てんちゃんの「こんなに美しい景色を私達にみせてくれてありがとうございます!」は胸にぐっときますわ。

 そして『NO WAR in the future 2020』でさらに会場の熱量を上げていきます。結局これなんすよ。色々ひっくるめてこれなんすよ(何を、はわざわざ書きませんが…)。私は画面に向かって「Hey!」やってました。夜も深い時間だったのに。そして次の『BAN』でも「Hey !」やってました。『BAN』のMVも何度か観ていましたが、ライブパフォーマンスめちゃくちゃ力強くてカッコよかったです。圧巻でした。そして『誰よりも高く跳べ!2020』。イントロではDay2でもやっていた恐竜ポーズはここでも健在。トロッコや花道で会場を縦横無尽に移動しながら歌って踊って、そして客席を煽りまくるメンバーは激アツです。キャプテンくみてんの「跳べ〜〜〜〜〜!!!!」は何度観ても鳥肌モノ。いや、それにしてもラストパートの熱量えげつないなぁ…

 そして最後に再び両キャプテンによるMCがあって、ラストナンバーはもちろん『W-KEYAKIZAKAの詩』。会場全体がグリーンのペンライトに染まっていて美しかったです。今ではどちらのグループも改名があって枝分かれしていますが、MCで菅井さんが話していたように根っこは同じところにあって、こうやって同じ場所でライブをできる(ファンとしてそれを観ることができる)ってのは素敵なことだなとしみじみと感じました。

 このご時世、少し先の未来さえ不透明で色々と不安定な状況の中で、おそらく練習もハードスケジュールなんだと想像しますが、とても充実したライブを観せてもらえたなーと思いました。いやー良かった。来年もやってほしいなぁ…あと、次の機会があったら、今度はお互いの楽曲を合同でやる、みたいなパフォーマンスなんかもファンとして勝手に期待しちゃいますね(なかなか練習は大変なんでしょうけれども…)

 という、突貫工事的な感想文でございました。

 

以下セットリスト

01. それが愛なのね
02. なぜ 恋をして来なかったんだろう?
03. ドレミソラシド 
04. ソンナコトナイヨ 
05. 君と僕と洗濯物
06. Plastic regret
07. キュン
08. アザトカワイイ
09. 偶然の答え
10. 半信半疑
11. 膨大な夢に押し潰されて
12. 青春の馬 
13. ブルームーンキス
14. 思ったよりも寂しくない
15. JOYFUL LOVE
16. 君しか勝たん
17. Nobody's fault
18. キツネ 
19. Buddies
20. NO WAR in the future 2020
21. BAN
22. 誰よりも高く跳べ!2020
23. W-KEYAKIZAKAの詩

 

 いやはや、無理矢理にでも配信ライブを観る時間作ってほんと良かったぁ…(しみじみ)

夏✕水✕太陽✕野外ライブ✕日向坂=最強解だと学んだこの日(『W-KEYAKI FES. 2021』Day2の感想)

 つい昨日、7月10日に開催された櫻坂46さんと日向坂46さんの合同フェス、『W-KEYAKI FES.2021』Day2の感想についてです。もともと観られるかはわかんなかったのですが、なんとかリピート配信には間に合って観ることができました。無理やり時間を作り出してやりましたわ。がはは。

 そんなわけでついに始まった『W-KEYAKI FES. 2021』。配信があってほんとありがてぇですわ。開始1発目、すーじー(富田鈴花さん)がいきなりステージ上に現れ、軽快なラップとともに日向坂46スターティングメンバーを発表していきます。すーじーめちゃくちゃかっこいい…(しみじみ)。次々にステージに登場するメンバーは青と赤の新衣装を身にまとっています。清涼感があってかつ鮮やかでとても良い。あと赤いソックスが目立ってて可愛かったです。

 1曲目『君しか勝たん』とともについに始まります。『君しか勝たん』、音楽番組で何度かパフォーマンスを観てきていましたが、ライブはいいなぁと改めて感じました。あとサビと「OoH LaLaLa〜」の時のサイドステップえげつない。一見、穏やかで涼しげな曲にみえてえげつない。クラップが映えるように曲が作られているのは、この声を出せない有人客ライブをデザインしてきたからなんでしょう。

 ポカ(日向坂46公式の青い鳥野郎。メンバーからは先生と呼ばれている)のでかい風船がステージ上空に現れ、『ドレミソラシド』が披露されました。『ドレミソラシド』、個人的に日向坂楽曲の中では最強の夏曲だと思っていたので(おそらくMVの影響)、野外ステージもすんばらしいです。療養中の小阪さん(小坂菜緒さん)の代打センターはにぶちゃん(丹生明里さん)。笑顔が眩しい。『君しか勝たん』はサイドステップが映える曲ですが、『ドレミソラシド』は前後のステップ(チャールストン)がめちゃくちゃ映える曲です。2曲続けられることで、広いステージを縦横無尽に大きく使っている印象を受けました。

 そして曲終わり、にぶちゃんの煽りで「ドン!ドン!クラップ!」を観客に練習させながら、熱気を高めていきます(ここだけ聞くとWe will Rock youみたい)。このちゃんの「サンキュー20代!」がなんか個人的なツボでした。そして、ステージから延びた花道にメンバーが散り散りになって『キュン』。配信ではここでそれぞれのメンバーの顔がよりはっきり見れましたね。水大砲も打ち上げられての『キュン』はぶち上がります。としちゃんの「大好きー!」も強い。水大砲によって前髪が濡れているメンバーの表情が夏感あってめちゃくちゃ良いです。あと影ちゃん(影山優佳さん)だけなぜか部活終わりぐらいの勢いで濡れていてちょっと面白かったです。会場中央ステージ起点で披露される『ソンナコトナイヨ』は噴水が吹き出しながらの披露。もうここまでくるとメンバービショビショです。代打センターはフロントメンバーでもあっためいちゃん(東村芽依さん。激推し。)。カットが多くて大変ありがてぇでした。今日もツインテール可愛いし、ダンスもキレッキレよ。

 MCではキャプテン(佐々木久美さん)が感謝の言葉を述べられて、『声の足跡』が披露されました。ドラマ『声春っ!』の主題歌にもなった激エモ曲ですが、野外ライブのステージで観るとまたひと味違う。ゆったりとステージ上を歩きながら披露されるの、うまく言えないですけどめちゃくちゃ良いです。MC前までのブチアゲ曲の流れをここで一旦落ち着かせるような、そんな印象です。にぶちゃんとみーぱん(佐々木美玲さん)のダブルセンター曲で、ダンスの美しさをじっくりと感じられます。曲の後は、サイドステージに一期生が残り、ドラマについての話をされました。

 そして一期生が捌けて、MV衣装に身を包んだ3期生が登場します。ということは、そうです。『Right?』です。3期生がトロッコに乗って移動しながら歌っていましたが、ほんとピュアで良い曲なんです。みんなかわいい。MVがフォトアルバムに写真が増えていくような演出だったのもあって「この野外フェスも3期生の子たちにとってかけがえのない思い出、宝物になっていくんだろうなぁ…」と私おじさんは思うのでした。クソデカステージを4人だけのものにして見事に歌い踊り上げる姿はもはや頼もしさすら感じられます。

 そして3期生曲が終わり、2期生が不思議の国のアリス衣装となって登場します。『世界にはThank you!が溢れている』、初めてちゃんとライブステージでパフォーマンスを観ましたが、これめちゃくちゃライブ映えするんですね。振り付けがめちゃかっこよい。曲に合わせて並びの位置がクロスするところとかすごく好きです。2期生のポテンシャル恐ろしい。花道を列になって闊歩しながら歌い上げていく光景は強キャラ感がすごい。

 そしてこの流れということは1期生がもちろん登場します。火も上がり、ステージに出てくるところなんてボス軍団の風貌です。かっこいいの前にまず「強そう…」と私は感じました。MVの大学生風衣装で歌われる『どうする?どうする?どうする?』は、会場に虹までも出現し、ぐんぐんと盛り上げていきます。この曲はめいちゃんセンター曲なので私は涙を流して感謝しておりますが、それにしても、キリッと決まった表情のかっこいいめいちゃんから「いっくよぉ〜!」の掛け声で始まるその瞬間に5歳児感丸出しになるのがなんともキュートでした。はい。

 そして衣装がまた変わって2期生と3期生がステージへ。淡い水色、青、黄色、ピンクのカラーリング、太めストライプが可愛らしい衣装になりました(ちょっと『ドレミソラシド』っぽい?)。MCをはさみ、全員集合で『膨大な夢に押し潰されて』が披露されました。今更当たり前ですけど、新曲の振り付けが観られるタイミングのライブってのは良いもんですね。この曲はとしちゃん(加藤史帆さん)の表情が凄まじかったです。気を緩めていたら一発で持ってかれてしまうような、そんな曲の中の一瞬の表情に伴う重力が激強のパフォーマンスでした。あと実は曲の詩がけっこうえぐってくるんだよなぁ…

 雰囲気がガラリと変わって、クラップしながらダンスパートが始まります。ミュージカルのような雰囲気で花道を進んでいきます。「ひ!ひ!ひ!ひ!」という掛け声は面白いしキュート。これぞ日向坂って感じの素敵空間&素敵時間です。会場中央の噴水ステージに移動して、みーぱんセンターの『My fans』。またもや会場激煽り曲です。火も吹き出し、表情の強さで会場をモノにしている様はすごい。個人的に、客席を煽っている時のキャプテンの顔すごい好きなんすよねぇ…そしてメインステージに戻ってきての『アザトカワイイ』。笑顔がめちゃくちゃ映える素晴らしいアルバムリード曲。いやほんと、みーぱんの笑顔は世界を救えます。少し前まで療養されていましたが、ステージでみーぱんの顔が観られて本当によかったです。みーぱんの笑顔は世界を救えます(何度でも書きます)。曲のラストには恐竜がおーポーズ(今回のライブでは残念ながら体調不良で出られなかった小坂さんのポーズ)だったのがぐっときました。 

 そしてそして『青春の馬』。代打センターはおすしちゃん(金村美玖さん)。『青春の馬』は何度も何度もライブや音楽番組などで観てきてますが、その度に何度も限界値を更新し続けているような気がします。まさに青天井です(なんか上手いこと言えた気がする)。なんといっても、金村さんの表情が激強。めちゃくちゃイケメン。いや本当イケメンすぎんかってぐらい強い。

 MCかつ休憩をはさみます。

にぶちゃん「気になってたんですけど、志帆さんはまなふぃさんとどういう関係なんですか?」

 

 MC明けラストスパートは『誰よりも高く跳べ!2020』(イントロで恐竜ポーズがここでも!。会場をガンガンに盛り上げながらの『誰跳べ』は凄まじい威力です。めちゃくちゃ熱いし、めちゃくちゃ盛り上がる。会場のボルテージも最高潮に。曲中のダンスパートのアレンジもすげぇいい。キャプテンの「全員跳べ〜〜〜〜〜!!!!」は配信越しでも鳥肌モノでしたわ。そして、キャプテンの「私達日向坂46は世界中にパワーを届けられるようなグループになりたい」という挨拶とともに最後の曲『JOYFUL LOVE』が披露されました。もはや説明不要のラストナンバーでしょう。それにしても噴水が上がりながらの『JOYFUL LOVE』はなかなか新鮮で素晴らしかったです。さすがに昼間の野外だったので会場のペンライトの虹は確認できませんでしたが、そんなことはどうだって良いのです(といいつつ、虹の光景をみたらやっぱり感動するのでしょうけれども)。ほんと素晴らしく素敵な曲。

 一旦挨拶とともにメンバーが捌け、アンコールでライブTシャツに身を包んだメンバーが再び登場します。アンコールの際の映像を眺めながら「声が出せない状況なんだよなぁ…」と再認識させられました(スティックバルーンを叩く音が響き渡っていました)。さて、お知らせでは全国アリーナツアーが発表されました。「日本ガイシホール!しかも千秋楽やんけ!!!!」と東海地方在住のワタクシはガッツポーズしました。あと、お知らせの映像が流れている時にBGMで流れているOvertureに合わせてメンバーが「おー!おーおーおー!」と大合唱しているのが面白かったです(これも日向坂らしいところ)。

 さてMCを終えて、最後の曲が披露されます。もちろん『約束の卵2020』。何百回聴いても良い曲です。世界が危機的状況に陥り、特にエンターテイメントは再起不能になるまでダメージを受けるところもあって、その存在理由を問われるまでになっても、それでも、全員で前を向いて掲げた目標に向かってひたむきに進み続ける姿の尊さ。ほんと良いグループだな(何億回も言ってますけど)。そんな『約束の卵』でライブが締めくくられた『W-KEYAKI FES. 2021』2日目でございました。いやほんと、いいライブだったぁ!!!!!

 無理やりにでも時間作って配信観れてよかったです。

 

以下セットリスト

 

01. 君しか勝たん

02. ドレミソラシド

03. キュン

04. ソンナコトナイヨ

05. 声の足跡

06. Right?

07. 世界にはThank youが溢れている

08. どうする?どうする?どうする?

09. 膨大な夢に押し潰されて

10. My fans

11. アザトカワイイ

12. 青春の馬

13. 誰よりも高く跳べ!2020

14. JOYFUL LOVE

アンコール

15. 約束の卵2020

 

  果たして3日目今日の配信ライブはそれまでに帰ってこられるかどうか…

 

 

雨雨雨

 7月8日。木曜日。ここ一週間ぐらい、ずっと雨が降り続いています。おかげで最近は気分転換にちょっと散歩に出ることも、行きつけの公園で鉄棒を占領することもできません(これだけ読むとわんぱく小学生みたいだな)。仕方なく四六時中ずっと研究室か家にいるかだけの生活を送っております。

 先日、住んでいる自治体の新型コロナウイルスの接種票が届きました。てっきり秋ぐらいになるかと思っていたので、想定よりかなり早かったです。うちの町のポテンシャルを甘く見ていました。やるやんけ(えらそうに)。…と言いつつ、大学でも接種が可能とのことで、そちらを利用することになりそうです。それにしても、ワクチン接種に関してはSNSを見ると、毎日、見るも耐えないような論争がどこらしらで起こっていて、イヤになりますね。私は基本的にうつもうたないも自由で、各々がメリットとリスクを考慮して判断すべきだと思っていますが、接種するのを強要するのもしないのを強要するのも、同じぐらい間違っているとは思いますが…

 あと、ワクチン接種派の声の大きい人も反ワクチン派の声の大きい人も、どちらの場合でもオリンピックには反対しているのがちょっと面白いな、とSNSを眺めていて感じました。共通の敵、みたいなことになるんでしょうかね。

 話は変わって明日から3日間、櫻坂46と日向坂46の合同ライブである『W-KEYAKI FES. 2021』が始まります。日程の都合で現地は無理だったので最初っから参加は諦めていたのですが、どうやら3日間とも配信も行われるとのこと。2日目の日向坂さんと3日目の合同ライブを観たいなーと思いつつ、時間的に観られるか微妙なところで配信チケットも未だに買えず。はたしてどうなることやら…

 そんなここ最近です。小坂菜緒さんの写真集もまだ買えてないし、色々と限界が近い。

 

鉄棒

 別宅から歩いて5分くらいのところに公園がある。そこは住宅街の中にあるこじんまりとした所なのだけど、そこには鉄棒があり、最近は深夜にそこで鉄棒をするのがちょっとした気晴らしになっている。何を隠そう(別に隠してはないが)、私は高校生の頃に体操部に所属していたのだった。

 だから最初は、なちぃな〜と思いながら逆上がりや前回りをしていたのだけど、そこから発展して今は蹴上がりとかほんてん倒立を夜な夜なやっている。これが、とても楽しいのだ。鉄棒を握ったのなんて10年以上ぶりだから初めは自分の体の重さに驚愕したし、手の皮なんてすぐ剥けてしまったり、尋常じゃないくらいの筋肉痛を翌日味わっているのだけど、そんなことは微小に感じるほど楽しいのだ。

 そして、この「楽しさ」は別の趣味の、ライブを観たり、映画を観たり、本を読んだりすることとは全く異なるタイプの「楽しさ」のように感じる。この「楽しさ」が何なのかと色々考えたけど、きっと「楽しさ」を味わうために他者(そして他者の創ったもの)を必要とするかどうかの差なのだろう。与えられるものではなく、自らの身体を通じてその感覚(筋肉の痛みとか、鉄棒を握ったときの冷たさとか)を実感させられるといったような。与えられる「楽しさ」ももちろん好きだけど(アイドルもララジオもSFも大好きだ)、それはやはりコンテンツに依存している。依存した「楽しさ」は、依存しているので常に新たなそのコンテンツの動きを欲してしまう。その供給が途切れてしまった途端、きっと飽きてしまうだろう。

 だから、一人で楽しめるモノってのはそれらとは別に一個でも持っていたほうが良い(と私は思う)。その楽しさは他者と共有しなくてもよいし(そもそも理解されにくいものだろう)、感想をつぶやくSNSも必要ない。自分ひとりがその楽しさを知っていれば良いのだ。地面を蹴り、重力をビリビリと身体が感じながら世界が回転している時間を、一人だけで楽しんでいる。もしかしたらこの状態を「没頭」と呼ぶのかもしれない。映画『ピンポン』で、ペコとドラゴンが対決した時に背景が真っ白に飲み込まれて卓球台だけが存在しているあの感じだ(わかりにくい例え)。そして、自分の場合はそれが鉄棒だったのだけど(今後、他にも見つけられるかもしれないが)、それは人によって様々なのだろう。例えそれが他人には理解できないものだったとしても、迷惑さえかけなければ、何をやったって文句を言われる筋合いはないのだ(文句を言われて辞められるものでもないだろうし)。

 そんなことを考えてたら、昔、小学生の頃のことを思い出した。私の住んでいるところは田舎だったのだけど、近所に変な木彫りの彫刻をつくっている爺さんがいた。その爺さんは木彫りを彫っては自分の家の前に置いていくので、だんだんと木彫りが溜まっていく。そしてある程度溜まったら一気に無くなるのだ(捨てていたのかは知らない)。その木彫りも別段上手な出来栄えでもなかったので、私は子どもながらに「変わった爺さんだな」と思っていた。でも、今にして思えばそれが爺さんにとっての「楽しさ」であり「没頭」だったのかもしれない。わりぃなじいさん、今頃理解できたぜ。

 自分だけの楽しみに没頭している間は、他のことを忘れられる。仕事や健康の悩みだったり、将来に対する漠然とした不安だったり。特に自分は色々なことが細かな傷として頭に残りやすい方なのだけど、それらひっくるめてその瞬間は忘れさせてくれるのだ。そう考えると、高校生の時に体操部に入って熱中しててよかったな、と今更ながら思う。まぁ他の部活に入ってたら、それが「楽しみ」を与えてくれるモノになっていたかもしれないけれど。

 そんなことを思ったのでした。

 

 先日は家に戻った時に、高校生の頃に使っていたプロテクター(鉄棒や吊り輪で使う、手を保護するもの)を引っ張り出した。その頃と比べると体も衰え固くなった今だけど、試しにプロテクターを手に付けた時はニヤニヤが止まらなかった。

 

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胎盤の発達とウイルス

 哺乳類の特徴といえば、体中が毛に覆われているとか子を乳汁で育ているとかいくつかありますが、中でもわかりやすい特徴に「胎生である(赤ちゃんを体の中で育てる)」と挙げる人は多いでしょう。胎児が発育するためには胎盤という母体と胎児をつなげる器官が必要ですが、この胎盤を形成するのためにウイルスの遺伝子が関わっていた、という報告が20年近く前から出されるようになりました。

 さて、胎盤は哺乳類の種類によってバリエーションに富んだ器官です。ヒトを含めた真獣類では漿尿膜胎盤と呼ばれる構造をしているのですが、カモノハシやハリモグラなどの単孔類やカンガルーなどの有袋類は卵黄嚢胎盤という構造をとっています。これは、胎盤を形成するときに漿尿膜(漿膜と尿膜が融合したもの)を使っているか、卵黄嚢を利用しているかの違いですが、この違いによって赤ちゃんの生まれ方が変わってきます。知っている方もいるかもしれませんが、カモノハシは卵を産む珍しい哺乳類(卵生)ですし、またカンガルーは赤ちゃんを未熟なまま産んですぐさま育児嚢に移し育てます(なのでポケットがある)。これらの動物は卵黄嚢胎盤です。そして、その他の多くの哺乳類は長期間お母さんの体の中で赤ちゃんを育てますが、漿尿膜胎盤を使っています。これらのことから、どうも漿尿膜胎盤の方が赤ちゃんを母体で育てるのには都合が良いということが考えられます。 

 そんな都合の良い胎盤(漿尿膜胎盤)ですが、そこにはPEG10という遺伝子が発現していることがわかりました。そして、このPEG10遺伝子を人工的にノックアウトすると胚や胎盤がうまく発達できないということも報告されています(Ono et al., 2006)。

 

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                            (金児、石野, 2016)

 右がPeg10遺伝子をノックアウトしたマウス。発生が止まってしまっている。  

 

 さて、このPEG10遺伝子が何者なのかというと、由来をたどっていくとこれがレトロウイルスのものであることが判明しました。このPEG10遺伝子は真獣類(ヒトを含む多くの哺乳類)ではよく保存されていますが、単孔類や鳥類、魚類では見つかっていません。すなわち、胎生の始まりとPEG10遺伝子の獲得は時期が一致しているといえます(Suzuki et al., 2007)。

 

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                       (Suzuki et al., 2007)

 ※ただし、カンガルーなどの有袋類でもPEG10遺伝子はコードされていますが、使われずに残骸が残っているだけという可能性が考えられています。

 

  つまり、大昔に卵胎生の哺乳類にレトロウイルスが感染し、それがPEG10遺伝子として機能したことが便利な漿尿膜胎盤の獲得につながったということです。

 また、このようなウイルス由来の遺伝子はPEG10だけでなく、他にもPEG11Syncytin(シンシチン)などが発見されています。

 そうです。最近なにかと話題となっているシンシチンです。これらははレトロウイルスの持つenvというエンベロープタンパク質に由来しています。

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※ ウイルスの構造(『みんなの生命科学』2016)

 

 ウイルスは生物に感染する際、感染する細胞の細胞膜とうまく融合することで細胞内に侵入します。本来であれば、寄生される側にとってウイルスは異物なので免疫によって排除されますが、このエンベロープ(とスパイク)の仕組みによってそれを回避しています。赤ちゃんも父親と母親の遺伝子を受け継いでいますが、母体にとって父親の形質は異物ということになります。なので本来であれば、母親側の免疫機能によって排除されます。しかしenv由来のシンシチンには免疫抑制作用があるため、実際には排除は起こらず、赤ちゃんも母体の中ですくすくと育つことができるのです。

 すなわち、こういったPEG10PEG11、シンシチンなどといったウイルス由来の遺伝子が、胎盤を発達させるためには必要不可欠だったということです。

 ちなみに哺乳類の胎盤は種によって非常にバリエーションに富んでいますが(真獣類の中でも胎盤の様式はさらに枝分かれしています)、それはPEG10PEG11Syncytinの挿入される(内在化される)タイミングや場所の違いによると考えられているそうです。

 

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                      (Imakawa et al., 2015)

 赤色矢印がウイルス由来の遺伝子(PEG10, PEG11およびSyncytin)が内在化された時期らしい。                          

 

 …さて、私はこの「動物の進化(胎盤機能の獲得)にウイルスは欠かせないものだった」という話を初めて知った時、その巧妙なシステムに感動すら覚えました。すげーぜ、生き物。

 で、なんでこんなことを書いたかというと、最近よく反ワクチン派の方々がワクチンを打ってはいけない理由のひとつに「ワクチンによって作られる抗体がシンシチンを攻撃する(そしてそれによって不妊になる)」と挙げていたからです。これがね、なんだかわからんけど無性に腹がたちました(完全なる私情でございます)。別にワクチンを接種するもしないも各々の自由だと思いますが、だからといって根拠の不十分(あるいは誤っている)な流説を広めて良いことにはなりません。

 おそらく新型コロナウイルスワクチンの発明当初は不妊になる可能性が懸念されたのかもしれませんが、その後、動物実験でもその内容は否定されていますし、実際にワクチンを接種した人の妊娠についても、不妊になりえる、ということは確認されていません(Shimabukuro et al., 2021)。これは、新型コロナウイルスSARS-CoV-2)の構造と胎盤のシンシチン配列が似ていることから「不妊のリスクがあるのではないか?」と考えられたようですが、その可能性も否定され、生殖能力や妊娠に影響を与える可能性は極めて低い、とされています(Kloc et al., 2021)。

 こういった論文は調べればいくらでも出てきます(しかるべき査読を受けているため、声が大きいだけの根拠不明の人の話よりかは少なくとも信頼できる、と私は考えます)。

 それらをわかりやすく説明しているサイトだってたくさんありますので(こびナビ等)、そういった正しいデータを基に、ワクチンを受けるかどうかを各々が考えるのが、理性的な生き方ではないかと思うのでした。

 

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(参考文献)

・Ono R, Nakamura K, Inoue K, Naruse M, Usami T, Wakisaka-Saito N, Hino T, Suzuki-Migishima R, Ogonuki N, Miki H, Kohda T, Ogura A, Yokoyama M, Kaneko-Ishino T* and Ishino F*. Deletion of Peg10, an imprinted gene acquired from a retrotransposon, causes early embryonic lethality. Nat Genet 38, 101-106 (2006).l

・金児–石野知子 , 石野史敏. 哺乳類の脳機能進化とレロトランスポゾン由来の獲得遺伝子. ウイルス 第66巻 第1号,pp.11-20(2016)

・Suzuki S, Ono R, Narita T, Pask A J, Shaw G, Wang C, Kohda T, Alsop A E, Graves M J A, Kohara Y, Ishino F, Renfree M B and Kaneko-Ishino T. Retrotransposon silencing by DNA methylation can drive mammalian genomic imprinting. PLoS Genet 3, e55 (2007).

・Imakawa K, Nakagawa S  and Miyazawa T. Baton pass hypothesis: successive incorporation ofunconserved endogenous retroviral genes for placentationduring mammalian evolution. Genes to Cells 20, 771–788(2015)

・北口哲也, 塚原伸治, 坪井貴司, 前川文彦 著『みんなの生命科学化学同人(2016)

・Tom T. Shimabukuro, M.D., Shin Y. Kim, M.P.H., Tanya R. Myers, Ph.D., Pedro L. Moro, M.D., Titilope Oduyebo, M.D., Lakshmi Panagiotakopoulos, M.D., Paige L. Marquez, M.S.P.H., Christine K. Olson, M.D., Ruiling Liu, Ph.D., Karen T. Chang, Ph.D., Sascha R. Ellington, Ph.D., Veronica K. Burkel, M.P.H., Ashley N. Smoots, M.P.H., Caitlin J. Green, M.P.H., Charles Licata, Ph.D., Bicheng C. Zhang, M.S., Meghna Alimchandani, M.D., Adamma Mba-Jonas, M.D., Stacey W. Martin, M.S., Julianne M. Gee, M.P.H., and Dana M. Meaney-Delman, M.D., for the CDC v-safe COVID-19 Pregnancy Registry Team. Preliminary Findings of mRNA Covid-19 Vaccine Safety in Pregnant Persons. N Engl J Med, 384(24), 2273-2282(2021)

・Malgorzata Kloc, Ahmed Uosef, Jacek Z, Kubiak and Rafik M. Ghobrial.  Exaptation of Retroviral Syncytin for Development ofSyncytialized Placenta, Its Limited Homology to theSARS-CoV-2 Spike Protein and Arguments against DisturbingNarrative in the Context of COVID-19 Vaccination. Biology, 10(3), 238(2021)

 

 

バイトやらかし問題

 6月21日。月曜日。「夏至って体感ないよなー、夏至よりも7月とかの方がなんか日が長い雰囲気あるもんなー」なんて思いながら過ごした今日一日。おそらく昼間のラジオ番組のパーソナイティ全員がそんな話をしていることでしょう。

 朝からドタバタとしていました。午前中に自宅でポチポチと資料を作り、午後から講義のお仕事が1本。去年もそうでしたが、そろそろマスクをしながら喋り倒すのがしんどくなる季節です。暑いだけでもしんどいのに、体力もすっかり低下しているのでヘロヘロです。

 夕方に家に戻ってきたのもつかの間、用事があったのでそのまま役場へ。役場が17時までしか開いてないのでほんとギリギリ。まぁ、それに関しては今更どうすることもできないので甘んじて受け入れていますが、それにしても相変わらずワクチン接種については音沙汰がありません。そもそもが小さな自治体なので、デジタル担当もいないのでしょう。住民も爺さん婆さんばかりの町なので、インターネット予約ってこういった自治体にとっては都合がよくないのでしょう。そんなこともいってられない時代ですがねぇ〜

 役場で野暮用を済ませ家に戻り、家の周りの草が伸び放題だったのが急に気になり草刈り機をガシガシまわしていました。だいたい年に数回しか草刈り機なんて使わないのですが、振動もバカでかい安物ポンコツ草刈り機なので、余計に激疲れしました。ヘロヘロです。腕もパンパン。やらなきゃ良かった。そんな感じの一日でございます。

 最近、飲食チェーン店でバイト店員がやらかしたというニュースをよく目にします。なんだか2010年代前半みてぇだな、とちょっとだけ懐かしい気持ちになりました。内容についてはやらかした人間とその店の間で済ますことなので、どうこういうつもりは私にはないのですが、一つだけ思ったことがあります。こういう飲食店のバイト店員やらかしニュースが出る度に、ニュースのコメント欄には「〇〇に行きたくなくなった」「一生行かない」というコメントで溢れかえります。しかし、やらかしたことが発覚してニュースとなった場合、どこのチェーン店も(まともなところであれば)即座に事実確認をし、コメントを出し、対策案を講じるわけです。働いている店員側(別の店舗にも)にも当然通達があって気を引き締められるわけで、すなわち問題となって世間を賑わせた直後が一番安全ということになります。おそらくそれが時間が経って、気が緩んできたり当事者や通達を受けた従業員がいなくなった時にこそ、また問題が起こる可能性が出てくるのだと思います。

 不謹慎ですがトンネル事故なども同じで、事故が起こった直後が一番安全なのです。それが数年、数十年経ち、慣れてきて点検が形骸化したり簡略化されてしまうタイミングが一番危険になるのだと思います。「〇〇は□□年ずっと安全である」という謳い文句が一番危ないのかもしれません。

 そんなことをふと思った今日このごろでした。あと私はあまり嫌悪感がないので、これからも変わらずバクバクとカレーを食べに行くことでしょう。大好きココ壱。

 

 

わくちん

 6月4日。金曜日。雨が降ったり止んだりの一日。昨日は久しぶりに農場でお手伝いがあったので、朝っぱらから筋肉痛のひどい一日です。体はボロボロです。

 ワクチン接種が日本各地で始まっているようですが、私の住む自治体からはなんの音沙汰もありません。まぁそもそもが小規模な町ですし、もしかしたら高齢者のいる家庭には連絡がいっているのかもしれません。しかしこういった有事の際、市役所の人員も病院の数も多い都市部の方が早いのでしょうかね。でも住民の数も多いだろうから、結局時間がかかるのかもしれませんね。また、インターネットを利用した予約システムがうちの町で円滑に運用できている気がしません。ちょっとした申請書すら窓口に来させるような町ですからね(身を持って学びました)。 

 いずれにせよ、私のような世代が接種できるようになるのは秋頃になるでしょうか(というか年内にできるのか…?)。だからといって自治体を攻めるつもりは毛頭ありませんし、のんびりと待つだけです。

 そういえば、少し前にどこかのお医者さんがSNSでmRNAワクチンの副作用について「ただの短い塩基配列と添加物が混じったぐらいのものが直接重症化させる原因になるわけがない」といった旨のことを書いて話題になっていました。しかし、そう言ってしまうならば、ウイルスだってちょっとした短いDNAあるいはRNAがタンパク質の殻をかぶった程度のものであるし、それが多くの死者をもたらしているのだから(新型コロナウイルスだけに限らず、HIVやインフルエンザも)、その理屈はナンセンスなのでは?と感じました。まぁ、だからといってその主張にケンカを売るつもりもありませんが(平和主義者のワタクシ)。

 何度も書いているかもしれませんが、絶対に安全なものなんてありませんし、結局ワクチンを打つも打たないも、各々が判断する事なのでしょう。

 

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 記事とはなんの関係もないウシ(可愛い)。