後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

エイプリルフール&セサミストリート

 4月1日。金曜日。日中は暖かく過ごしやすかったものの、夕方は肌寒かった一日でした。着ていく服装を間違えたため、夕方はしんどかったです。ほんと、「春なのにまだ肌寒いなぁ」なんて毎年100回くらい言ってますわ。

 エイプリルフールというものに対して心が動かなくなっていることに、加齢を感じます。それこそ子供の頃なんかは「嘘をついていい」ということに特別感を感じていて、友達に壮大な嘘をついてやろうと企んでいました(で、結局大した嘘もつかずにその日を終えていたのも微笑ましい記憶です)。また、2000年代後半ごろにはインターネット上で様々なサイトや企業がエイプリルフールに乗っかった嘘企画を発表していて、その1つ1つにワクワクしていました(血眼になってサイトを巡りまわっていた)。

 しかし、今となっては企業のスベってる粗い嘘企画を見ても「きっと上層部だけが盛り上がって今年のエイプリルフール企画案だせって言って、現場は渋々会議とか重ねた結果なんだろうな」なんて、いや〜な見方ををするようになってしまいました。まぁ、実際のところスベっているものも多いのですけれども(だからその見方が良くない)。

 こういった嘘の受け取り方の変化を、「大人になってしまったから」と言い切ってしまうとそれまでなんですが、おそらくもうエイプリルフールの対象じゃないのでしょうね。それは自覚すべきで、エイプリルフールを楽しんでいる人もいるわけだから、例え「つまんねぇな」と思っていたとしても、それを表立って言うべきではないのでしょう。エイプリルフールに限らずハロウィンやクリスマスも同じで、己が楽しめなくなったからといって、急に難癖をつける側にはならない方がよろしいと思うのです。嘘を楽しんでいたあの頃の自分を否定することになってしまうので。自戒のために書いています。

 

 4月1日の22時にアップされた、セサミストリート✕日向坂46のTHE FIRST TAKEの動画がめちゃくちゃ良いです。


www.youtube.com

 

 もうずっと見ちゃってる。日向坂さんからは歌唱力抜群のメンバーが選ばれているわけですが、動画を見た感想として「歌上手い!」よりも先に「楽しそう!」がくるのがこのコラボの素敵なところだと思います。そもそも音楽ってこういうことなのでしょう。好きな歌は理由もなくなんとなく口ずさんでしまうものですし、楽しくなってつい体が揺れてしまう。そこに歌の上手い下手は関係ないのです。マジで令和のWe Are The World。なんちゅう幸せ動画なんや…昨日の東京ドーム公演の影響が続いてることもあって、ちょっと泣きそうにすらなってしまったもの。

 あと、動くセサミストリートのキャラクタを久しぶりに見たのですが、子供の頃にビッグ・バード(動画には出てきてないけど)がめちゃくちゃ好きだったことを思い出しました。あとクッキーモンスターがバリバリとクッキーを砕きながら食べる様子がやたら怖かったことも(もちろん今はそんなことないです)。今の今まですっかり忘れてたけど、幼少の頃の記憶の奥底にはしっかり残っていたので、セサミストリートってすげぇコンテンツなんだな、と再認識しました。久しぶりに見たくなったなぁ。まだセサミストリートってNHK教育テレビでやってるのかしら…

 そんな、日向坂46のグループの雰囲気にもめちゃくちゃマッチしている幸せ動画でございました。