後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

やさしさが邪魔をする

 4月3日。日曜日。朝からほんのりと雨が降っていた一日。しかし気温は高かったので過ごしやすかったです(湿度高めなのは仕方ない)。

 朝6時ごろ、自動車の防犯ブザーをうっかり鳴らしてしまい激焦りの朝でした。早朝から住宅街にけたたましく鳴り響くブザー。その横で狼狽えるへなちょこ野郎。人生の中でも5本の指に入るレベルの頼りなさっぷりを発揮していました。自分で鳴らしてしまうパターンはだいたいの場合、キーレスエントリーで車をロックして(ボタン押すやつ)、開ける時に物理キーを使ってしまった時とかです(普通は鳴らさない)。なので、「(自分で鳴らすなんて)そんなバカおらんやろなんで自分でカギの掛け方忘れてカギがちゃがちゃすんねんw」なんて思っていました(ど阿呆)。実際に鳴らしてしまうと激焦るものです。ブザーの止め方がわからなくて(ボタンでロックするかエンジンを始動させれば良いだけ)、右往左往していました。実は数年前にも一回やってしまい、そのときに止め方を調べてバッチリ覚えていたはずなのに、すっかり忘れていたのでした。

 こういう数年に一回ぐらいの程度で発生する事象は、その時は対処法を覚えるのですが、いつの間にかすっかり忘れてしまうので駄目ですね。その結果、毎回対処法を調べる羽目になっています(そして忘れる)。ハンドルロックの解除の仕方も忘れるし、確定申告の書き方も忘れるし、Namlockの解除の仕方も忘れます(頻度が多くなる順番)。

 そんな最悪の朝でしたが、今日は一日中家で過ごしました。研究室はどうやら建物がセキュリティ工事とのことで終日入れないようです。もしその忠告を無視して行っていたら、そこでも防犯ブザーを鳴らしていたことでしょう(トラウマ)。

 家で本を読んだり資料を作ったり、お買い物に行ったりしていました(また本を買った)。朝のやらかしを除いて平和な一日です。

 

 

 …という、クソほどどうでもいい日常のことから書き始めたのも、つい先程の日向坂46の渡邉美穂さんの卒業発表がショッキングすぎたからです(動揺を紛らわすためのほのぼの日記入り)。

 

 

 いやはや、びっくりしましたし未だに感情が追いついていないです。落ち着こうとコーヒーを入れてみるも味がしねぇ。今振り返ってみればこれまでにブログやラジオ(Tokyo FM『日向坂46の余計なことまでやりましょう』)で、卒業を思わせるようなことを書かれたり話されていましたが(それも渡邉さんの優しさなのでしょう)、いやでも、そうかこのタイミングかマジかぁ〜〜〜となっています。感情の堂々巡り。そりゃ、アイドルというのは永遠に続く存在ではないですし、いつかは必ず「卒業」がやってくるものです。それはファンが、いつもライブや歌声や表情や存在そのものから元気をもらっている代わりに引き受けた業であり代償なのだと思います。そんなことは分かっていると思っていたはずなのに、いざ直面してみると、全く準備できていなかったものだな、と実感します。

 なんというか、久しぶりにこういう感覚になりました。めちゃくちゃ寂しいですけど、ご本人もブログで書かれているように前向きに捉えて、歩まれる未来を応援すべきなのでしょう。アイドルという、観ている人・応援している人に感動やエネルギーを注いであげられる人は、アイドルを辞めた後も笑顔でいられる世界じゃないとおかしいですもの。

 先日の東京ドーム公演での『抱きしめてやる』。センターを務めた渡邉さんの鬼気迫る迫力とキレッキレのダンスパフォーマンス、めちゃくちゃカッコよかった姿が焼き付いています。2期生の中心的存在で、番組(テレビもラジオも)では要所要所で展開を作って盛り上げていて、がんばり屋で、自分の考えをしっかりと持っていて、それを曖昧にせずファンに向けて伝えてくれる。そんな渡邉美穂さんが進む未来が、明るく素晴らしいものでありますように。そう願う夜です。

 いやでもやっぱ寂しいってまだ全然整理できてねぇってぇ〜〜〜〜

 


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