後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

爆音コンバイン

 8月21日。金曜日。前日が外仕事だったせいかぐっすりでした。普段は眠りの浅い私ですが、やはり疲れているとよく眠れるものです。疲れは最高の睡眠導入剤

 いつものように研究室に行きますが、家の周りではついに稲刈りが始まったようです(なので朝から爆音コンバインです)。他県に比べるとだいぶ早いのですが、こちらの地方では昔から慣習的にそうなっております。だいたい8月下旬頃から始まり、9月に入る前にはほぼ稲刈りが完了しています。今年は7月まで涼しかったので延びるのかなーと思っていましたが、8月に入り一気に気温が上がったため、結果例年通りでした。これは、この地方が昔から台風の影響を受けやすい地域だったため、台風シーズンに入ってしまう前にすべて終わらせようという考えに基づいているからです。なので米の品種も比較的成長が早く、風にも強い(倒れにくい)丈夫なモノが使われております(それでも台風が来た場合は倒れてしまうんですけどねぇ…)。

 さて、研究室ではようやく貰い物の箱型MACのネット環境が整ったため、色々とソフトウェアをインストールしていました。パソコンを新調した時のこの作業が一番だるいですね。マイクロソフトoffice関連はoffice 365(今は名前がMicrosoft 365になったのかな)に入っていたため、ダウンロードしてアカウントを紐付ければ使えるので楽です。一昔前のパッケージ版だったらこうはいかないです。しかも一つのパッケージで2台までしかインストールできないという殿様商売っぷりでしたので(本当ふざけやがって…と思っていました)、この辺もだいぶ柔軟になってきましたね。長いこと使っているのでトータルしたらパッケージ版よりもお金払っているのかもしれませんが… 

 しばらく研究室で作業をしたり、図書館で本を借りてきたり、息抜きに喫茶店に行って作業をしたりの一日です。大学の図書館は基本的にクーラが効いていて快適なのですが、なぜか洋書本の部屋だけはノンクーラでクソ暑いのです(おそらく使用者が少ないからなのでしょう)。しかもただでさえ暑いのに、そこは狭めの部屋に本がギュウギュウに押し込まれていて密度が高いので、余計に息苦しいです。しかもマスク着用。室内なのにヘロヘロになります。地獄は身近にありました。資料を数冊借りて、暑い中(その日の最高気温はなんと39℃)をクソ重たい本を持ってトボトボ歩いているその背中の哀愁たるや。見事な負け背中です。来週冬になっていますように。