後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

コースター

 「ジェットコースター」という言葉は正しくないのではないか、とふと思った。「コースター」はわかる。乗り物的な意味合いなのだろう。しかし「ジェット」て。「jet」て。おそらく「ジェットエンジン」の「ジェット」からきているのだろうけれども、実際のところ、飛行機のようなジェットエンジンが搭載されているモノを見たことなんてないのである。もしかして自分が知らないだけでジェットエンジンのついているものがあるのか?(めっちゃスピードでそうだ)と思って調べてみたところ、やはり和製英語らしい。正しくは「ローラーコースター」ということで、「ジェット」はそのスピード感のイメージだけでつけられた、とのこと。そういうの多いぞ和製英語

 そんなジェットコースターのことを、ジェットのついていない自動車を運転しながら昼間にふと考えたのだけれども、そういった、いわゆる絶叫系のマシンはほとんど乗ったことがない。乗ったことがないわけではないが、脳がぐにゃあとなる感覚(伝わるのかこれ?)が気持ち悪かったので、おそらく苦手な部類に入るのだろう。もちろん、そのローラーコースターが物理学の理論に沿ってデザインされていることは頭ではわかっちゃいるが、その脳みそ自体がぐにゃあとさせられているので、どうしようもない。苦手なものは苦手なのである。できるかぎり、地に足をつけて過ごしていたいものである(上手いこと言った)。

 ということをグチグチと書いているが、だからといってずっと重力に反した生活をしてきたわけではない。何を隠そう(別に隠していないが)、高校生の頃に器械体操をやっていた。鉄棒をぐるぐる回る生活をしていたのである。回りっぱなしである。友人もいなかったから、学校に行っては誰とも会話をせず授業を受け弁当を食べ、そして部活で鉄棒をぐるぐる回る生活であった。おそらく、そこで一生分の反重力生活をしてしまったからこそ、今現在好き好んで絶叫系に乗らないんだろう。

 とも思ったけど、いやそもそもが遊園地に行く相手がいないのが大きな要因だな、と考え直した次第である。寂しいお話。

 

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 昼過ぎから研究室へ。相変わらず論文と敵対しているが、進捗は微妙なところです。調べなければ資料が多すぎるのが原因なのでしょう。大学の事務にも行ったりしましたが、人と会話をしたのはその程度で、それ以外は静かな生活っぷりです。

 今週末の土曜日はラムネプロジェクトのイベントで東京に、そして日曜日はヨルナイト水曜日のイベントで仙台に行く予定です。なので、面倒くさい作業がいっぱいあったりするのだけれども、まぁ、頑張ってこなしていきましょう。