後ろ向きには最適の日々

雑駁なあれこれ

そこそこの椅子とストーリー

 3月26日。木曜日。今日も暖かい一日でした。ここ数日、頭痛ではないけれども、脳を直接触られているような感覚が続いております。痛みはないけれども、サワサワされているようでとてもキモチワルイ。おそらくは睡眠時間が不規則&圧倒的に足りていないことからくるものなのでしょうけれども。きっと自律神経が馬鹿になっているんでしょうね。あはは。

 家の作業台用の椅子がカチカチであることにようやく気づいたため、腰が砕け散る前に、そこそこの値段の椅子を買ってきて組み立てました。2万5千円也。デスクチェアにはさほどこだわりはないのですが、あまりに安いものが腰によろしくないこともこの歳になると経験からもわかっているので、それなりの値段のものを買うようにしております。しかしながらあまり高すぎるものだと「私はこの椅子に座って良い人間なのか…」と落ち込んでしまうので、「そこそこ」の値段までと決めています。だいたい上限3万円。そこそこの座り心地でした。満足です。

 昨日発売の『日向坂46ストーリー』を帰ってきてから少しずつ読んでおります。改名前のけやき坂46時代の話が中心の自伝的本(週刊プレイボーイで連載されていたものをまとめたもの)であり、まだまだ読むのは途中なのですが、すでに圧倒されております。とんでもない熱量や想いや色んなものを持った人たちの集まったグループなんだと、改めてその生き様の濃厚さにあてられています。人間としてのパワーが凄まじい。ひらがな時代の大まかな軌跡は知っていましたが、その時折でどう思ったのか、どう感じたのか、あるいは何にムカついていたのかとか、そういった一つ一つのことすべてが、今の日向坂46の彼女たちにつながっているんだなぁと。前にもどこかで書いたことかもしれませんが、人間ってのは物語に弱い生き物です。ですが、歩いているときには自分の足跡にを確認することはできず後ろを振り返って初めて足跡の存在に気づけるように、物語も「感動させる物語にしよう」とナウで思いながら作れるものでもないのでしょう。がむしゃらに駆け抜けてきたからこそ、そんな邪なことを考えずに走ってきたからこそ、後から振り返ってその生き様のストーリーに他者が感動や共感を覚えるのでしょうね。あんまり上手く説明できてないですが。いやはや、すごいなぁ…

 

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